きょうは、コンクールでの優勝以後の話で、いろいろな内容がありました。「コンクールは国営テレビで何時間も放送されたので」顔を覚えられ、日本人が知り合いだと言うと、タクシーの運転手がまけてくれるなどということもあったそうです。体力のことを聞かれ、「1回の演奏会で2万回も手を動か」すそうですが、指揮をすることが体力づくりになっているそうです。また、何回も指揮をしている曲(第九は400回も指揮しているそうです。)でも、そのたびに新しい発見があるそうです。そして、「炎のコバケン」といわれることに対しては、「ぼくの本質は静けさなのかもしれません。」と答えています。
曲を演奏するたびに新しい発見があるというのは、おそらくそうかなとは思っていましたが、小林さんにしても、やはりそうなのかと納得しました。そうでなければ、クラシック音楽の曲をいろいろなオーケストラがくりかえし演奏する価値がなくなってしまいます。小林さんが、第九を例に挙げているように、名曲には、さまざまな解釈に耐えうるだけの奥の深さがあるのでしょう。
もう最終回というのは、ちょっと残念です。いままでにもいろいろなエピソードが紹介されてきましたが、指揮者として仕事をするようになってからでも、たくさんのエピソードがあるのではないかと思います。それをもっと知りたいと思いました。
指揮者にすれば、小林さんの71歳は、まだこれからという年齢でしょうから、さらなる活躍を期待したいと思います。
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