この曲は、九州の木挽歌をもとに作られました。四つの部分からなり、第1部は、主題提示部で、木挽歌が紹介されるのですが、のこぎりを模した音などもあります。第2部は、盆踊りで、楽しげな音楽がくりひろげられます。第3部は、おだやかな緩徐楽章ともいうべき音楽です。第4部は、華やかなフィナーレですが、最後は静かに終わります。
この曲も、昔レコードを持っていました。しかし、「管弦楽のためのラプソディ」ほどは聞いていませんでした。ですから、何十年ぶりかに聞いたところ、曲についてはまったくと言っていいほど覚えていませんでした。ひさしぶりに聞いてみると、「管弦楽のためのラプソディ」ほどのインパクトはありませんが、いい曲だなと思いました。それは、CDの解説にあった、小山さんは「作風も現代的、前衛的手法とは無縁で一般的に共感を呼ぶ理解し易い作品を書き続けた。」という言葉の通りだからかもしれません。
岩城さんの演奏は、例によってよくわからないながら、十分すぐれたものではないでしょうか。録音は、1977年で、十分いいです。
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