シューマン 劇音楽「マンフレッド」序曲

 シューマンの劇音楽「マンフレッド」序曲を聞きました。CDは、クーベリック盤です。
 この曲は、バイロンの詩劇「マンフレッド」のために作曲した劇音楽の序曲です。劇のあらすじは、青年マンフレッドが、かつて恋人を見殺しにしてしまったという過去を持ち、その過去を忘れようとアルプス山脈をさすらい続けた末、地下の国でその恋人と再会することができて許しを乞い、自らも死によって過去の苦しみから解放される、という内容です。
 この序曲は、劇の内容を表現しているわけではないようですが、悲劇的な雰囲気とともに物語の舞台となったアルプスの威容を感じさせるところがあります。
 クーベリックの演奏は、上に書いたようなこの曲の特徴をよく表現しているのではないかと思います。録音は、1978年で十分いいと思います。

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