この曲は、「ナマコの胎児」、「甲殻類の胎児」、「柄眼類の胎児」の3曲からできています。CDの解説によれば、第1曲には、「歯痛のうぐいすのように」といった指示があり、第2曲には、「シューベルトの有名なマズルカ(勿論、実在するわけがない)からの引用」と書かれていて、第3曲は、作曲者による強制的な終止形と明記しながら、実は全然終わらない」ようになっている、といったおもしろいエピソードが紹介されています。なんだかギャグ満載という感じです。
曲を聞いても、わたしには、それらのことはわかりませんでしたし、題名の内容は想像がつきませんでした。しかし、曲自体は、とっつきにくい感じではありませんでした。
ロジェの演奏は、親近感のある明快な名演といわれています。録音は、1983年で十分いいと思います。
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