シューマン 「蝶々」

 シューマンの「蝶々」を聞きました。CDは、リヒテル盤です。
 リヒテルのシューマンとグリーグのピアノ協奏曲のCDは、普通その2曲だけなのですが、わたしが中古で手に入れたCDは、ジャケットも見たことがなかっただけでなく、ボーナストラックとしてこの曲が入っていたのです。リヒテルの演奏は、名演として知られたものなので、得をした気がします。
 この曲は、約14分というそれほど長くない演奏時間ながら、短い序奏と12曲からできています。ですから、曲調が小刻みに変化します。シューマンが好きなジャン・パウルの小説「生意気盛り」を読んだことが作曲のきっかけになったといわれます。
 リヒテルの演奏は、この曲の決定盤的存在で、みごとなテクニックを駆使した名演といわれています。録音は、1962年とちょっと古くなりましたが、十分いいと思います。ただ、音像が中央にかたまりすぎているので、もう少し広がりがあるといいと思います。

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