リュカ・ドゥバルグ インタビュー

 『レコード芸術』で、リュカ・ドゥバルグのインタビュー記事を読みました。
 リュカ・ドゥバルグは、2015年のチャイコフスキー国際コンクールで、個性的な演奏をして4位入賞を果たしたことにより広く知られるようになったピアニストです。
 そのチャイコフスキー国際コンクールに関しては、このコンクールを熟知しているというシェレシェフスカヤ先生のもとで3年も前から準備に入ったそうです。先生は、まずコンクールだということを忘れなさいと教えたといいます。そして、週に2~3回のレッスンでは、毎回本番だと思って弾きなさいといわれたそうです。
 週に2~3回のレッスンは多い気がします。しかも、毎回本番だと思って弾くのですから、かなりたいへんだったことでしょう。よくがんばったものだと思います。
 コンクールでは、優勝するといううわさでもちきりだったそうですが、結果は第4位に終わります。それがどういった理由だったのかは書かれていません。しかし、コンクールの直後、ギドン・クレーメルから共演の申し出があり、来日公演も実現します。
 クレーメルと共演しても、まったく臆することなく、自分の音楽を奏でたといいます。クレーメルからは、遠慮したりせず、自分の思った通りに演奏しなさいということを言われていたそうです。しかし、なかなかそうはいかないのではないかと思います。それができることが、やはり、すぐれたところで、クレーメルもそれがわかったからこそ共演を申し出たのかもしれません。
 1990年生まれといいますから、まだこれから大きく成長することでしょう。ドゥバルグの名前は覚えておいた方がよさそうです。

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