「カセットデッキ開発で聞いた音{1000時間以上}」

 きょうの朝日新聞夕刊の「凄腕つとめにん」のコーナーは、「カセットデッキ開発で聞いた音{1000時間以上}」という見出しで、ティアックの松本剛知さんが紹介されていました。
 ティアックはいまもカセットデッキの開発に力を入れていて、松本さんは、1日3時間はテープの音や電気の流れる音を聞き続けるそうです。カセットデッキでいい音が実現できるかが、電気の流し方に左右されるからです。めざすのは元の音の忠実な反映だそうです。
 普通の人は5デシベル程度の音の差にしか反応しないのに対し、松本さんは0.2デシベルの音の差に気がつくのだそうです。たいへんな耳の良さだなと思いましたが、最初からそうだったわけではなく、「何年も集中して聞いているうちに、わずかな違いが聞き分けられるようになった」ということです。
 そうはいっても、だれでも同じようになるわけではないと思います。松本さんの適正もあったと思いますが、やはり、その努力のたまものではないでしょうか。

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