ヨゼフ・カイルベルト

 『レコード芸術』のアニヴァーサリー演奏家のコーナーで、ヨゼフ・カイルベルトの記事を読みました。
 カイルベルトは、ことし没後50年にあたります。ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」第2幕を指揮中に心臓発作を起こし、そのまま亡くなったといいます。60歳だったといいますから、指揮者としてはこれからというときです。
 カイルベルトは、音楽一族に生まれ、10歳のときには、自分は将来音楽家になる以外に道ないと思っていたといいます。歌劇場の練習指揮者から副指揮者、音楽監督というように、たたき上げで成長してきたのです。そのおかげか、楽団員や歌手たちに、音楽のあるべき姿を伝達する指揮テクニックを持ち、短いリハーサルで音楽をまとめ上げる能力を持っていたといいます。

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