追悼 フランコ・ゼフィレッリ

 きょうの朝日新聞朝刊に、フランコ・ゼフィレッリが亡くなったという記事が載っていました。
 96歳だったといいますから、早いということはありませんが、やはり、残念です。
 ゼフィレッリは、1968年の「ロミオとジュリエット」で成功を収めたと記事にあるように、映画監督として知られていると思います。
 ところが、わたしは、歌劇の演出の方が印象が強いのです。記事には、メトロポリタン歌劇場での「トゥーランドット」が紹介されていて、わたしもネルソンス指揮のDVDを持っています。その演出もたいしたものだと思いました。
 しかし、わたしが、それ以上に強く印象に残っているのは、「ラ・ボエーム」です。クライバー指揮のウィーン国立歌劇場の来日公演を見に行き、第2幕の舞台のみごとさに目を奪われてしまいました。そこに本物の街が出現したかと思いました。
 その映像は持っていませんが、ほぼ同じ演出のルイゾッティ指揮のメトロポリタン歌劇場のDVDを持っていて、それで見ることができます。
 歌劇の演出で、ここまで感心させられたことはないので、やはり、ゼフィレッリは、偉大だと思っていました。
 ゼフィレッリの冥福を祈ります。

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