ウエストミンスター・レガシーUHQCD

 『レコード芸術』のリマスタ鑑定団のコーナーに、ウエストミンスター・レガシーUHQCDが取り上げられていました。
 ウエストミンスター・レガシーUHQCDは、名前の通り、往年の名レーベル、ウエストミンスターをUHQCDで再発売するというものです。
 取り上げられていたのは、ウラッハによる、モーツァルトのクラリネット協奏曲、ブラームス&モーツァルトのクラリネット五重奏曲です。録音は、協奏曲が1954年、五重奏曲が1951・52年のモノラルです。
 モノラル録音でも、リマスタリングで音が変わるものかと思いましたが、記事によると、かなり違うようです。雑音レベルがかなり下がり、もともとあった響きが聞こえるようになり、演奏の細かなニュアンスとか演奏のタッチの違いなども、ずっとよく聞こえるようになったといいます。その結果、きちんとしたオーディオシステムで聞くと、満足度は倍くらい違うだろうということです。
 ただ、クラリネットの音がクリアになった分、ウラッハの個性や味わいが薄くなったのでは、という意見もありました。それは、演奏者の個性と思われていたものが、録音やマスタリングによってつくられたものだったということになります。録音を聞くことの難しさというか奥の深さを改めて感じました。

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