「ハイティンクとベルリン・フィル最後の共演をダイレクト・カッティング」

 『レコード芸術』で、「ハイティンクとベルリン・フィル最後の共演をダイレクト・カッティング」という見出しの記事を読みました。
 これは、題名で内容が十分にわかると思います。ハイティンクは、2019年6月に引退を表明するのですが、その前の5月にベルリン・フィルとの演奏会がおこなわれました。そのときの後半のブルックナーの交響曲第7番が、ダイレクト・カッティングで収録され、LP2枚組として世界で1884セットのみ発売されたのです。1884は、この曲の初演の年だということです。
 ダイレクト・カッティングについては、以前にも『レコード芸術』で取り上げられたことがあり、おおよそは知っています。しかし、記事を読んでみて、改めてたいへんなことだということを感じました。
 演奏会の収録ですから、文字通り一発どりで、失敗は許されません。難しいだろうと感じたのは、カッティングの溝の深さ、間隔です。驚いたのは、演奏があと30秒のびていたら、最後の面は、収まりきらなかったということです。おそらくリハーサルでだいたいの長さがわかっていたと思いますが、本番で30秒や1分くらい変わってしまうことは十分あることなのではないでしょうか。エンジニアの気持ちは、地獄のようだったのではないかとありますが、ほんとうにその通りでしょう。

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