これは、デザイナーの菅谷晋一さんの仕事ぶりに迫った映画「エポックのアトリエ 菅谷晋一がつくるレコードジャケット」が公開されることに関する記事です。
菅谷さんは、発注元であるミュージシャンの音源を聞き、わき上がるイメージを形にしていくときに寝転んで下書きを描くこともあり、ひとたび完成図が脳内にできれば、こんどは手をさくさく動かしていくといいます。コンピューターは使わず、自分の手でつくることで計算では生まれないものができるということです。かすれやゆがみ、そんなエラーが好きなのだそうです。
自信が持てるものしか納品しないから、B案、C案は作らないということです。捨てる案を持ち込むのは、失礼かと思って、といいます。なかなかそういう作り方はできないのではないかと感心しました。
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