ゲオルギューは、2019年3月にトーマス・ハンプソンと共演した来日コンサートが鮮烈で、今年の6月にもパレルモ・マッシモ劇場の「ラ・ボエーム」の来日公演で、ミミが聞けるはずだったのに、コロナ禍のため来年に延期されてしまったということです。
そんなゲオルギューが、2008年に故郷の歌をロイヤルフィルとともに録音した4曲がデジタル配信でのみ発売されたということで、そのことから話が始まりました。ゲオルギューは、ルーマニアの小さな町アジュドに生まれ、幼いころからラジオに合わせて歌っていたといいます。家族や近所の人たちは、ゲオルギューの声がほかのどの子よりも大きかったことに驚き、感心していたそうです。
そして、歌手としてのキャリアを歩み始めたときから、コンサートやリサイタルでは、ルーマニアの曲を1曲入れるようにしてきたといいます。そこには、人間の喜びや悲しみ、幸福感や倦怠感、愛などあらゆる感情が織り込まれているというのです。
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