「朝比奈隆を生んだ京大オケ」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「朝比奈隆を生んだ京大オケ」という見出しの大きな記事が載っていますた。
 この記事は、見出しの通り、朝比奈さんと京大オケ(京都大学交響楽団)との関係について書かれていました。連載が続いている「戦後とクラシック」でもまだ触れられていない内容だと思います。
 朝比奈さんが「京大を選んだのは、指揮者エマヌエル・メッテルが京大オケを指導していたからだ。」そうです。それは、朝比奈さんが高校時代、メッテルの演奏会を聞いていたからで、京大に入ってからはメッテルに指揮を学び始めます。
 メッテルの指導は厳しかったそうですが、「一日でも長く生き、一回でも多く舞台に立て」という言葉を、朝比奈さんは生涯忠実に守ったということです。朝比奈さんは、93歳まで現役だったのですから、まさにその通りでしょう。
 京大オケでの活動では、「第九」に取り組んだことが紹介されていました。朝比奈さんは、「オケ全体のまとめ役を担い、プログラムの解説も書いた。」ということで、「最後の和音が消えると感極まり、声をあげて泣いた。」そうです。
 わたしは、それらの話を初めて知りました。それらは、まさにのちの朝比奈さんを作り上げたといっていいのではないでしょうか。見出しの通り、「朝比奈隆を生んだ京大オケ」なのです。

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