『レコード芸術』に「クルレンツィスの<<第九>>を聴く」という記事が載っていました。
これは、今年のザルツブルク音楽祭での、クルレンツィス/ムジカエテルナによる、ベートーヴェンの交響曲第9番の演奏会評です。
楽器はみなピリオド仕様で、管楽器は各パート1人ずつ、チェロとティンパニ奏者以外は立って演奏だったそうです。初めの方に、まとめ的なこととして「彼らは『響き』や『音色』の楽園にひたるという、クラシック・ファンの多くが身につけている音楽のブルジョア的消費癖に、徹頭徹尾、逆らっている」とあります。
クルレンツィスですから、ごく普通のことはやらないだろうと想像がつきますが、その想像をはるかにこえるもののようです。それでも本人はインタビューで、テンポと楽譜に対する自分の態度は非常に保守的だ、と答えたそうです。
今後、ベートーヴェンの全交響曲のディスクを発表するということですから、また、大きな話題になるのではないでしょうか。
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