きょうの朝日新聞夕刊に、「デビュー40年 ただ良い音を求めて」という見出しの記事が載っていました。
これは、27日にサントリーホールで、デビュー40周年の公演を開くという清水和音さんについての記事です。
清水さんは、1981年ロン・ティボー国際コンクールに優勝すると、世界から録音や出演の依頼が殺到しといいます。それまでは、練習しなくても弾けたそうです。優勝後も、尋常ならぬ読譜力と暗譜力で怒涛の仕事を切り抜けたといいます。一度も弾いたことのないチャイコフスキーのピアノ協奏曲を、4日で暗譜して本番に臨んだ逸話は今なお伝説だそうです。50歳を超え、そうした持ち前の能力が少し落ちてきた気がして、これは練習しないと本当にダメかもと思い、練習するようになったといいます。
公演で取り上げるのは、ベートーヴェン、チャイコフスキー、モーツァルトなどこれまでの音楽人生を共に歩んでくれた作曲家ばかりだということです。自分の演奏が良くなっていくことを淡々と喜ぶことができる、あ、いい音が出た、ちょっとうまくなった、そんな風に日々喜ぶことができる人たちと、音楽をやっていきたいといいます。
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