原田慶太楼 サヴァンナ・フィル音楽監督に

 『レコード芸術』に、原田慶太楼さんがアメリカのサヴァンナ・フィル音楽監督に就任するという記事が載っていました。  原田さんは、1985年生まれで、17歳で渡米し、シンシナティ響などでアシスタント・コンダクターを4年間務めたといいます。2019年シーズンは、次期音楽監督としてサヴァンナ・フィルのオープニング・コンサートとクロージング・コンサートに出演予定だそうです。  原田さんは、8月には「…

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コンスタンティン・シルヴェストリ

 『レコード芸術』のアニヴァーサリー演奏家のコーナーで、コンスタンティン・シルヴェストリの記事を読みました。  シルヴェストリは、ことし没後50年を迎えたルーマニア生まれの指揮者です。シルヴェストリが音楽に興味を持ったのは、コントラバス奏者であった母方の叔父のおかげで、演奏会に連れて行ったり、音楽の個人レッスンを受けさせていたらしいのです。学生時代からピアニストとして演奏活動を行っていて、即興…

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「ミュンヘン国際コン優勝 チェロ・佐藤晴真が公演」

 きょうの朝日新聞朝刊に、「ミュンヘン国際コン優勝 チェロ・佐藤晴真ご公演」という見出しの記事が載っていました。  この記事は、見出しで分かる通り、先日のミュンヘン国際音楽コンクールのチェロ部門で、日本人として初めて優勝した佐藤晴真さんがデビューリサイタルを開くというものです。  リサイタルは、コンクール出場前から決まっていたといいます。優勝したことから大いに注目されることでしょう。プログラ…

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ジュネーブ国際音楽コンクール優勝

 きょうの朝日新聞朝刊に、ジュネーブ国際音楽コンクールの作曲部門で、高木日向子さんが優勝したという記事が載っていました。  ジュネーブ国際音楽コンクールは、若手音楽家の登竜門として知られているそうです。髙木さんは、大阪音楽大学作曲助手をしているということです。高木さんの作品は、オーボエと弦楽器を中心としたアンサンブルのための曲だということです。

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METライブビューイング 2019-20

 きょうの朝日新聞夕刊に、METライブビューイング 2019-20の広告が載っていました。  新シーズンの開幕で、第1作は「トゥーランドット」、第2作は「マノン」、第3作は「蝶々夫人」、第4作は「アクナーテン」です。「アクナーテン」は、まったく知らないと思ったら、「現代音楽の巨匠フィリップ・グラスが描く古代エジプト王の激動の生涯!」と書かれたいました。  このなかでは、まだ見たことがないマス…

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「ヤルヴィ 聴衆とともに新たな挑戦」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「ヤルヴィ 聴衆とともに新たな挑戦」という見出しの記事が載っていました。  パーヴォ・ヤルヴィが、NHK交響楽団の首席指揮者として5シーズン目に入ったということです。もうそんなになるのかという気がします。めずらしいプログラムについては、おなじみの安心できる曲だけではなく、聴衆に発見してもらうこと重要な活動だといっています。  来年2月には、2度目の欧州ツアーに出るそ…

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エレーナ・ガランチャ リサイタル2020

 きょうの朝日新聞朝刊に、エレーナ・ガランチャのリサイタル2020の広告が載っていました。  それほど大きな広告ではありませんが、カラーで、ガランチャの顔写真が大きく載っているので、けっこう目立ちます。「現代オペラ界の頂点に君臨。世界中で絶大な人気を誇るメゾ・ソプラノ歌手」、「いまがキャリアの頂点! これが本物のテクニックに支えられた世界最高峰の声だ!」といったコピーは、たいてい大げさなもので…

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「珠玉の小品たち」

 『レコード芸術』の特集「珠玉の小品たち」を読みました。  これは、題名の通り、小品について、有名作から秘曲まで、作曲家の思いや演奏を聞く醍醐味を紹介しようというものです。  昔、SPレコードの時代は、片面が数分間ということもあり、小品にちょうど良かったのですが、CD時代になると、長時間収録ができるようになったので、大曲がどうしても注目されます。しかし、小品に魅力がなくなってしまったわけでは…

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イーヴォ・ポゴレリチ インタビュー

 『レコード芸術』で、イーヴォ・ポゴレリチのインタビュー記事を読みました。  まず、驚いたのは、21年ぶりに新録音を発売するということです。なぜそんなに間が空いてしまったのかは、書かれていないのでわかりませんでした。演奏をしていなかったわけではなく、数年間の療養期間を経て2005年来日し、型破りな演奏で大論争を巻き起こしたと書かれています。療養期間とあるので、身体か精神か万全ではなかったのかも…

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「消えた後、心に響く そんな音を」

 きょうの朝日新聞朝刊の「人生の贈りもの」のコーナーは、荘村清志さんの最終回で、「消えた後、心に響く そんな音を」という見出しでした。  チョン・キョンファのリサイタルに行き、初めて挨拶したら、「で、あなたと私はいつ共演するの?」と、おどけて言われたそうです。ブラームスのヴァイオリンソナタ全曲の演奏は、ピアニシモが多彩で、いろいろなことを語りかけてきたと感じたそうです。  9月には、武満徹さ…

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「『グレの歌』3楽団競演の成熟」

 きょうの朝日新聞朝刊に、「『グレの歌』3楽団競演の成熟」という見出しの記事が載っていました。  この記事は、見出しの通り、今年、シェーンベルクの「グレの歌」を3楽団が取り上げたというものです。「グレの歌」は、150人ものオーケストラ、合唱、複数の声楽ソリストを必要とする大作ですから、おいそれと演奏できる曲ではありません。ですから、記事も、3公演も行われたのは、「事件」と言っていい、と書かれた…

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カラヤン/ベルリンフィル 1966年来日公演の録音

 『レコード芸術』の新譜月評で、カラヤン/ベルリンフィルによる1966年の来日公演の録音が多く取り上げられていました。  そのうち、シューベルトの「未完成」とブラームスの交響曲第2番の組み合わせ、モーツァルトのディヴェルティメント第15番とR.シュトラウスの「英雄の生涯」の組み合わせは、特選盤になっています。  ブラームスの交響曲第2番では、終楽章のコーダで、興奮した聴衆が最後の和音が鳴り響…

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「メナ以外の指揮で録音しない!」

 きょうの朝日新聞朝刊の「人生の贈りもの」のコーナーは、荘村清志さんの12回目で、「メナ以外の指揮で録音しない!」という見出しでした。  2007年、アランフェス協奏曲を録音するプロジェクトが、荘村さんの友人たちの手で立ち上がります。せっかく共演するのならスペインの楽団がいいと考えていると、東京での音楽祭にスペインの楽団が出演すると聞きます。バスク地方の都市、ビルバオの交響楽団です。聞いてみる…

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「開花した日本で 最後のタクト」

 きょうの朝日新聞夕刊の「惜別」のコーナーに、「開花した日本で 最後のタクト」という見出しのラドミル・エリシュカの追悼記事が載っていました。  エリシュカは、共産党政権下のチェコで西側での活動を厳しく制限され、1989年の民主化ののちもその名を知られぬまま、教育の仕事に情熱を傾けていました。そんななか、チェコにすごい指揮者が眠っている、と気がついたのは、現地の日本人音楽家です。その情報を得たオ…

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「どん底で気づいた先生の真意」

 きょうの朝日新聞朝刊の「人生の贈りもの」のコーナーは、荘村清志さんの11回目で、「どん底で気づいた先生の真意」という見出しでした。  荘村さんは、40代後半になぜか指が思うように動かなくなることが多くなったといいます。1994年のデビュー25周年記念演奏会は、そんなスランプのまっただなかだったそうです。サントリーホールでの演奏会は、音楽人生のどん底の1日だったといいます。何かを表現したいとい…

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「10弦ギター ゴージャスだけど」

 きょうの朝日新聞朝刊の「人生の贈りもの」のコーナーは、荘村清志さんの10回目で、「10弦ギター ゴージャスだけど」という見出しでした。  荘村さんは、スペイン留学から帰国して10年たち、再びスペインを訪れます。こんどは新しい家族もいっしょです。一つ目の目的は、前回練習ばかりしていてできなかった、音楽以外の芸術や町並みに触れることでした。そういうことも芸術家にとってはだいじなことなんだろうと思…

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ジネット・ヌヴー

 『レコード芸術』のアニヴァーサリー演奏家のコーナーで、ジネット・ヌヴーの記事を読みました。  ヌヴーは、ことし生誕100年を迎えたフランスのヴァイオリニストです。音楽家の家系に生まれ、5歳でヴァイオリンをはじめ、7歳でブルッフヴァイオリン協奏曲を弾いてデビューしたといいますから、たいへんな天才だったようです。  それはその後を見てもわかります。11歳で入学したパリ音楽院では、たった8か月で…

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「飲んで飲んで 武満さんから曲」

 きょうの朝日新聞朝刊の「人生の贈りもの」のコーナーは、荘村清志さんの8回目で、「飲んで飲んで 武満さんから曲」という見出しでした。  充電から復帰した荘村さんは、いろいろな作曲家に新作委嘱を試みます。そのなかに武満徹さんも入っていました。  突然電話をしたところ、不機嫌な感じだったのでダメかと思いましたが、じゃあ一度遊びに来てくださいという返事でした。数日後の朝自宅を訪ね、話をしたりギタ…

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「ショパン 愛される音色」

 きょうの朝日新聞朝刊の「文化の扉」は、「ショパン 愛される音色」という見出しでショパンが取り上げられていました。  なぜいまショパンが大きく取り上げられたのかと思うと、今年がショパンの故国ポーランドとの国交樹立100年の節目に当たるからということのようです。  記事は、ショパンの生涯、ショパンの音楽の日本での受容と広がり、ショパンの音楽の魅力、ちょっと変わったところでショパンと踊り、の4部…

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「向田さん、未熟でごめんなさい」

 きょうの朝日新聞朝刊の「人生の贈りもの」のコーナーは、荘村清志さんの7回目で、「向田さん、未熟でごめんなさい」という見出しでした。  向田さんというのは、向田邦子さんのことで、対談をしたそうなのです。そのきっかけは、NHK教育の講座番組「ギターを弾こう」の講師を務めたことです。  番組では、ただ教えるだけでなく、番組の最後に、5分間荘村さんの演奏コーナーも作ってもらいます。テレビの影響力…

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「演奏は完璧 でも心は空っぽに」

 きょうの朝日新聞朝刊の「人生の贈りもの」のコーナーは、荘村清志さんの6回目で、「演奏は完璧 でも心は空っぽに」という見出しでした。  荘村さんは、4年間の留学から帰ってきて、1969年にデビューリサイタルを開きます。そのときの写真が載っていて、「帰朝リサイタル」という看板が、時代を感じさせます。  そのリサイタルにはかなりのプレッシャー感じたこともあり、練習の鬼となったそうです。おかげで、…

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「心に刻んだ 楽譜にはないこと」

 きょうの朝日新聞朝刊の「人生の贈りもの」のコーナーは、荘村清志さんの5回目で、「心に刻んだ 楽譜にはないこと」という見出しでした。  荘村さんは、イエペスだけではなく、いろいろな巨匠から教えてもらいます。セゴビアの前で魔笛の主題による変奏曲を弾くと、ギターというものはそんなふうに弾くもんじゃないとやさしい笑顔で言われ、荘村さんのギターをとって演奏してくれたのです。それは聞こえるか聞こえな…

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「巨匠イエペス 脱力の極意」

 きょうの朝日新聞朝刊の「人生の贈りもの」のコーナーは、荘村清志さんの4回目で、「巨匠イエペス 脱力の極意」という見出しでした。  荘村さんは、来日したイエペスに演奏を聞いてもらったところ、教えてあげるからスペインへ来ないかといわれ、1964年、スペインに向かいます。イエペスは、夏の間、演奏の仕事を引き受けずにいたので、週2回ぜいたくなレッスンをしてもらったそうです。  ある日、レッスンに行…

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「ベートーベンが身近になった」

 きょうの朝日新聞朝刊に、「ベートーベンが身近になった」という見出しの記事が載っていました。  これは、河村尚子さんのベートーヴェンのピアノソナタの連続宴会の最終回がもうすぐおこなわれることを紹介した記事です。ピアノソナタ全32曲のうち14曲を年代順に4回に分けて演奏してきて、最終回は第30~32番の後期3大ソナタだということです。  見出しに関係するのは、いままでベートーヴェンは苦手意識が…

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「相棒ギター 人生を極彩色に」

 きょうの朝日新聞朝刊の「人生の贈りもの」のコーナーは、荘村清志さんの1回目で、「相棒ギター 人生を極彩色に」という見出しでした。  荘村さんは、ここ数年、発見がとても多くなり、演奏家として成熟するというのはこういうことなのかなと思っているそうです。現在、71歳だそうで、いまさら気づくのは恥ずかしいといっていますが、そんなことから80歳を超えてもギターを弾いているのではないかと思い始めたという…

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「無伴奏ヴァイオリンの宇宙」

 『レコード芸術』の特集「無伴奏ヴァイオリンの宇宙」を読みました。  この特集は、題名の通り、無伴奏ヴァイオリンの作品と演奏の魅力について、いろいろな面から取り上げたものです。  無伴奏ヴァイオリンといえば、なんといってもバッハのソナタとパルティータが有名で、作品そのもの、いろいろな角度の名盤、和声付けなどを中心に大きく取り上げられています。  さらに、パガニーニの24のカプリース、イザイ…

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追悼 佐藤しのぶ

 きょうの朝日新聞朝刊に、佐藤しのぶさんが亡くなったという記事が載っていました。  そんなにお年ではなかったと思うので、びっくりしてしまいました。記事によれば、まだ61歳だったということですから、早すぎます。死因は、故人の遺志で公表していないということです。  知らなかったこととして、佐藤さんは、CDや書籍の収益を、途上国の教育や医療、東日本大震災の支援に充てるなど慈善事業にも尽力していたと…

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「細部までも分析 美を再構築」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「細部までも分析 美を再構築」という見出しで、ホリガー/大阪フィルの演奏会評が載っていました。  ホリガーといえばオーボエですが、最近は、前衛作曲家でもあり、指揮者でもあるということも知られるようになってきました。しかし、自作でピアノも披露し、その腕前もたいしたもののようで、度肝を抜かれたと書かれています。彼のピアニストとしての響きのセンスはただごとではない、ともあり…

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追悼 ジェシー・ノーマン

 きょうの朝日新聞朝刊に、ジェシー・ノーマンが亡くなったという記事が載っていました。  2015年から苦しんでいた脊髄損傷の合併症による敗血症性ショックと多臓器不全によるといいます。まだ74歳だったそうです。  レーガン、クリントンの大統領就任式、アトランタオリンピックの開会式で歌ったり、たびたび来日もし、サイトウ・キネン・フェスティバル松本(当時)が始まった1992年には「エディプス王」で…

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『「協調」の時代 女性指揮者が台頭』

 きょうの朝日新聞朝刊に、『「協調」の時代 女性指揮者が台頭』という見出しの記事が載っていました。  女性指揮者に関する記事が書かれたのは、先日、ブザンソン国際指揮者コンクールで、沖澤のどかさんが優勝したことが関係あるようで、沖澤さんのことも大きく取り上げられています。  見出しにあるように、女性指揮者の台頭は、指揮者のタイプが、トスカニーニ、フルトヴェングラー、カラヤンといった名前があがっ…

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