R.シュトラウス 「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」

 R.シュトラウスの交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」をひさしぶりに聞きました。CDは、カラヤン盤(1986年録音)です。  この曲は、R.シュトラウスの交響詩のなかでも楽しくわかりやすいので、好きです。とくに、カラヤン盤は、語り上手という感じなので、なおさらです。もう1枚ケンペ盤を持っていて、これも名盤といわれていますが、カラヤンが好きなこともあり、最近は、カラヤン盤で聞…

続きを読む

R.シュトラウス 「ドン・ファン」

 R.シュトラウスの交響詩「ドン・ファン」を聞きました。CDは、カラヤン盤(1983年録音)です。  この曲は、題名の通りドン・ファン伝説、直接的にはニコラウス・レーナウの詩をもとにしています。ドン・ファンの主題と女性の主題がからみあいながら曲は進みますが、ドン・ファンは満たされないまま死が訪れます。  カラヤンの演奏は、この曲の決定盤的存在です。カラヤンは、R.シュトラウスを得意とし、ほと…

続きを読む

R.シュトラウス 「ツァラトゥストラはかく語りき」

 R.シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」を聞きました。CDは、カラヤン盤(1983年録音)です。  この曲は、冒頭がとりわけ有名ですし、一度聞いたら忘れられないほど強い印象を残すだろうと思います。しかし、それ以降は、ちっとも印象に残りません。そういう点では、不思議な曲です。  カラヤンの演奏は、この曲の決定盤的存在で、カラヤンのオーケストラ・コントロールがみごとな名演と言わ…

続きを読む

R.シュトラウス 「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」

 R.シュトラウスの交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」を聞きました。CDは、カラヤン盤(1986年録音)です。  この曲は、ケンペ盤しか持っていなかったので、カラヤン盤を手に入れることができてうれしいです。R.シュトラウスといえば、カラヤンの得意のレパートリーですから。カラヤンの「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」は、レコード時代には、ウィーン・フィル盤(196…

続きを読む

R.シュトラウス 歌曲集

 R.シュトラウスの歌曲集を聞きました。CDは、シュヴァルツコップ/セル盤です。  この曲集は、R.シュトラウスの初期の「献呈」から晩年の「小川」まで12曲がおさめられています。12曲とも管弦楽伴奏ですが、管弦楽伴奏が作られたのは、多くが作曲後しばらくたってからです。  わたしは、R.シュトラウスの歌曲といえばみな管弦楽伴奏かと思っていました。その管弦楽伴奏は、CDの解説に「その管弦楽パート…

続きを読む

R.シュトラウス 「4つの最後の歌」

 R.シュトラウスの「4つの最後の歌」を聞きました。CDは、シュヴァルツコップ/セル盤です。  この曲集は、R.シュトラウスの最晩年に作曲されたもので、1曲がアイヒェンドルフの詩、3曲がヘッセの詩によっています。5曲目があったようですが、完成にはいたりませんでした。ただ、この4曲ないし5曲をもって一つの曲集にしようと、R.シュトラウスが考えていたかどうかは定かではなく、死後、出版にあたってまと…

続きを読む

R.シュトラウス 「家庭交響曲」

 R.シュトラウスの「家庭交響曲」を聞きました。CDは、カラヤン盤です。  カラヤンは、R.シュトラウスを得意にしていたと思われ、複数回の録音がある曲が多いのですが、この「家庭交響曲」は、唯一の録音です。曲の認知度からすると、複数回録音するほどではなかったのかと思いますが、カラヤンは、この曲がもっと評価されるべきだと考えていたようです。  そのことについては、CDの解説に、この曲のレコードの…

続きを読む

R.シュトラウス ドキュメンタリー

 R.シュトラウスのドキュメンタリーを見ました。  これは、歌劇「アラベラ」とともに、去年の6月に放送されたものです。R.シュトラウス本人の映像だけでなく、ブリギッテ・ファスベンダー、ルネ・フレミング、ギネス・ジョーンズ、クリスタ・ルートヴィヒといった歌手たちも証言などで出演していることも貴重だと思いました。  1時間に満たない作品でしたが、わたしは、R.シュトラウスについてそれほど知らない…

続きを読む

R.シュトラウス 歌劇「ばらの騎士」

 先日放送された、華麗なるメトロポリタン・オペラ5夜連続放送のうちR.シュトラウスの歌劇「ばらの騎士」を見ました。  この公演では、いままでメトロポリタン・オペラの放送でよく案内役をつとめていたルネ・フレミングが侯爵夫人を歌っていました。そして、案内役は、なんとプラシド・ドミンゴです。  そのインタビューでは、幕間に歌い終わったばかりの歌手の生の声を聞くことができるのは興味深いです。歌手たち…

続きを読む

カラヤンの「ばらの騎士」

 カラヤンのR.シュトラウス「ばらの騎士」のDVDを見ました。  このDVDは、去年の8月にNHK-BS2で放送されたものを録画したものです。いままで見るのをすっかり忘れていました。きょうは、時間があったので、一気に見てしまいました。  この作品は、1960年のザルツブルク音楽祭の公演のライヴ録音に、同じ出演者たちが同じ舞台で後から演技した映像を合体させてものです。音声がモノラルというのが残…

続きを読む

R.シュトラウス アルプス交響曲

 R.シュトラウスのアルプス交響曲を聞きました。CDは、カラヤン盤です。  この曲は、交響曲という名前がついていますが、R.シュトラウスの他の作品と同じく交響詩と言った方がいいと思います。22の部分に分かれていますが、続けて演奏されます。その22の部分は、夜が明けると、山に登り始め、いろいろな景色をながめながら、道に迷ったりもして、頂上に到着し、そして山を下り、また夜になる、という流れを表現し…

続きを読む

R.シュトラウス 「ツァラトゥストラはかく語りき」

 R.シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」を聞きました。CDは、先日届いた輸入盤のケンペ盤です。  この曲は、題名の通り、ニーチェの著作に関係があるのですが、そのまま曲にしたというよりは、インスピレーションを受けて作曲したといったほうがいいようです。  なんといっても有名なのは、冒頭でしょう。映画「2001年宇宙の旅」で使われたことでも知られています。わたしも、昔、この映画…

続きを読む

R.シュトラウス 「死と変容」

 R.シュトラウスの交響詩「死と変容」を聞きました。CDは、先日届いた輸入盤のケンペ盤です。  この曲は、聞いてみると、まず、重苦しさと激しさを感じます。それもそのはずで、冒頭の重苦しい感じは、瀕死の病人を表しています。しかし、そのあとに明るい旋律もあらわれるのですが、それは病人の幸せだった日々です。ティンパニの強打でびっくりしてしまいますが、そこから生と死の戦いが始まります。それが曲の激しい…

続きを読む

R.シュトラウス 「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」

 R.シュトラウスの交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」を聞きました。CDは、先日届いた輸入盤のケンペ盤です。  この曲は、ドイツの伝説上の人物ティル・オイレンシュピーゲルの話をもとにして、R.シュトラウスが作曲した交響詩です。ティルは、市場を大混乱におとしいれたり、聖職者に変装してでたらめな話をしたり、女性に言い寄って振られ、人類への復讐を考えたり、学者に論争を挑んだり、と…

続きを読む

R.シュトラウス 「英雄の生涯」

 R.シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」を聞きました。CDは、カラヤン盤(1985年録音)です。  この曲の「英雄」とはR.シュトラウス自身といわれています。曲は、1.英雄、2.英雄の敵、3.英雄の妻、4.英雄の戦場、5.英雄の業績、6.英雄の引退と完成、の六つの部分からできていて、「英雄の敵」とは、音楽評論家をはじめとするR.シュトラウスに対する批判的な人たちを指しています。それに対して、妻…

続きを読む