べートーヴェン 交響曲第8番

 ベートーヴェンの交響曲第8番をひさしぶりに聞きました。CDは、カラヤンの1975~77年盤です。  この曲は、第7番と並んで、ベートーヴェンの交響曲のなかでは好きな方です。ベートーヴェンの交響曲のなかでは楽しい感じがするからです。カラヤン盤は、全体的にテンポが速めです。もう少しゆっくりでもいいなかなと思います。この曲は、カラヤンの実演を聞いたことがあり、そのときもずいぶん速めだったと思います…

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カラヤンの1970年ザルツブルク音楽祭ライブ

 『レコード芸術』の新譜月評で、カラヤンの1970年ザルツブルク音楽祭ライブが特選盤に輝いていました。  これは、海外盤では以前に発売されていて、評判になっていたものだそうです。曲目は、モーツァルトの管楽器のための協奏交響曲とR.シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語り」です。  管楽器のための協奏交響曲は、ベルリンフィルのソロイストたちの力量がみごとで、とくに、オーボエのコッホを聞…

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カラヤンのレコードが2枚リリース

 『レコード芸術』で、カラヤンのレコードが2枚発売されたという記事を読みました。  1枚は、シベリウスの管弦楽曲集です。金管とティンパニのすさまじい強奏強打、LPレコードの生々しい音に圧倒されたといいます。カラヤンは、シベリウスの管弦楽曲集を何度も録音していますが、このEMI盤が際立って個性的で、全盛期の記念碑的名盤だということです。わたしは、この録音をCDで持っているのですが、その価値が十分…

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カラヤン/ベルリンフィル 1966年来日公演の録音

 『レコード芸術』の新譜月評で、カラヤン/ベルリンフィルによる1966年の来日公演の録音が多く取り上げられていました。  そのうち、シューベルトの「未完成」とブラームスの交響曲第2番の組み合わせ、モーツァルトのディヴェルティメント第15番とR.シュトラウスの「英雄の生涯」の組み合わせは、特選盤になっています。  ブラームスの交響曲第2番では、終楽章のコーダで、興奮した聴衆が最後の和音が鳴り響…

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「カラヤンの遺産1982-1988」

 『レコード芸術』で、「カラヤンの遺産1982-1988」の紹介記事を読みました。  今年は、カラヤンの生誕111年、没後30年にあたることから、それを記念した特別企画として、カラヤンが晩年に収録した37タイトルの映像作品のなかから、7タイトルを厳選して世界初のブルーレイ・ディスク化したのが、「カラヤンの遺産1982-1988」です。  その7タイトルは、①ベートーヴェンの「英雄」、②R.シ…

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カラヤン/ベルリン・フィル1966年来日ライブ

 『レコード芸術』に、カラヤン/ベルリン・フィルの1966年来日ライブが発売された記事が載っていました。  カラヤン/ベルリン・フィルの来日は、このときが9年ぶり2度め(カラヤンは4度め)で、東京文化会館で5日連続のベートーヴェンの交響曲全曲演奏会をおこなってから、22日間で11都市を回り、18回の演奏会をおこなうというハードなものだったそうです。それを迎えた聴衆の熱狂ぶりも異例で、高額のチケ…

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「カラヤン・シネマ・クラシックス」

 『レコード芸術』で、「カラヤン・シネマ・クラシックス」についての記事を読みました。  「カラヤン・シネマ・クラシックス」は、その名前から見当がつくように、カラヤンの音楽を映画館で見る・聞くというものです。メトロポリタン歌劇場のライブビューイングの演奏会版とでもいうべきものでしょう。  ヨーロッパの音楽ファンを魅了し続けていて、日本上陸を果たしたとあるので、日本では今年からのようです。わたし…

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カラヤン・イン・パリ1962

 『レコード芸術』の新譜月評で、カラヤン・イン・パリ1962が特選盤に輝いていました。  これは、文字通り、カラヤンが1962年にパリでおこなった演奏会のライブ録音です。オーケストラはウィーン・フィルです。  曲目は、ロカテッリの合奏協奏曲、シューベルトの「未完成」、R.シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」、ヨゼフ・シュトラウスの「うわごと」です。演奏に関しては、ライブのカラヤンな…

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『アナログ絶頂期「1970年代」に生まれた名盤たち』

 『レコード芸術』の特集『アナログ絶頂期「1970年代」に生まれた名盤たち』を読みました。  これは、題名の通りで、クラシック・レコード業界の黄金時代といえるときだからこそ生まれた名盤とその時代を振り返ろうというものです。  初めは、カラヤンについて数ページが割かれています。これは、1970年代のクラシック音楽界を語るのであれば当然のことでしょう。カラヤンにとっても全盛期であり、発売されるレ…

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「カラヤン生誕110年」

 『レコード芸術』に「カラヤン生誕110年」という見出しの記事が載っていました。  この記事は、見出しの通り、今年がカラヤンの生誕110年にあたるので、いろいろな録音が再発売されていることを紹介したものです。  「DVD名盤選」については、わたしも持っているものがあり、興味深く読みました。カラヤンの映像作品は、その手法などにいろいろと批判がありますが、今回の記事はどちらかというと好意的な感じ…

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チャイコフスキー 「ロメオとジュリエット」

 チャイコフスキーの幻想序曲「ロメオとジュリエット」を聞きました。CDは、カラヤン盤です。  この曲は、題名の通り、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」の物語を音楽で表現したものです。20分と少しという短い間に、ローレンス修道士を表す序奏から、ヴェローナの町の様子、モンタギュー家とキャピュレット家の争い、ロメオとジュリエットの愛の場面、乳母、服毒と埋葬、地下室を表現した後、悲劇的な結末まで…

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「カラヤン録音大全集」

 『レコード芸術』で、「カラヤン録音大全集」の紹介記事を読みました。  「カラヤン録音大全集」は、カラヤンのグラモフォンとデッカの録音を完全収録したというものです。その内容は、CD330枚、DVD24枚、BDオーディオ2枚、140ページの豪華ハードカバー・ブックレット、というものです。海外盤でありながら、カラヤンが日本で人気があったこともあり、そのブックレットには、日本語訳も入っているそうです…

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「カラヤンとクレンペラー 60年代のライブ録音がLP化」

 『レコード芸術』のLP藝術のコーナーで、「カラヤンとクレンペラー 60年代のライブ録音がLP化」という見出しの記事を読みました。  カラヤンは、1964年のウィーン・フィルとのブカレスト・コンサートで、ブラームスの交響曲第1番とモーツァルトの交響曲第40番、クレンペラーは、ケルン放送響とのベートーヴェンの交響曲第4番・第5番他です。  記事では、単にこれらの録音がLP化されたというのではな…

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スッペ 「軽騎兵」序曲

 スッペの喜歌劇「軽騎兵」序曲を聞きました。CDは、カラヤン盤(1960年録音)です。  この曲は、カラヤンのベルリン・フィルとの1969年録音のCDを持っているのですが、しばらく前に買った「おもちゃの交響曲」や「スケートをする人々」などを収録したCDカラヤンのフィルハーモニア管との旧録音も入っていたのです。  この曲では、カラヤンの新録音が決定盤的存在です。聞き比べてもみましたが、違いはほ…

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プロコフィエフ 「ピーターと狼」

 プロコフィエフの交響的物語「ピーターと狼」を聞きました。CDは、カラヤン盤です。  この曲は、ひさしぶりに聞いたのですが、改めてよくできているなと思いました。おもに子どもを対象としているのでしょうが、わたしなども十分勉強になります。各楽器が登場人物(人物より動物の方が多いですが)に対応し、楽器の音色を覚えていくことになるわけです。それは、子どもたちが興味を持つお話と連動し、そのお話は、狼に飲…

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アンゲラー 「おもちゃの交響曲」

 アンゲラーの「おもちゃの交響曲」を聞きました。CDは、カラヤン盤です。  この曲は、以前はハイドンの作品とされていましたが、1951年の楽譜の発見により、L.モーツァルトの作品とされました。しかし、1992年の新たな楽譜の発見により、現在ではアンゲラーの作品とされるようになったのです。  そのせいか、最近はCDをあまり見かけないように思います。このカラヤン盤を探すのもちょっとたいへんでした…

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ワルトトイフェル 「スケートをする人々」

 ワルトトイフェルの「スケートをする人々」を聞きました。CDは、カラヤン盤です。  このCDは、何曲も入っていますが、この曲と「おもちゃの交響曲」が聞きたくて買ったものです。この2曲は、他にちょうどいいCDがなかったのです。フィルハーモニア管との古い録音ですが、たぶん、初めて買ったカラヤンのレコードにこれらの曲が入っていたはずで、その点でもうれしいものでした。  この曲を何十年ぶりかに聞きま…

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CDを1枚注文

 ひさしぶりに、アマゾンでCDを1枚注文しました。  注文したのは、カラヤンの「ピーターと狼」、「おもちゃの交響曲」、「スケートをする人々」、「軽騎兵」序曲、「天国と地獄」序曲、ラデツキー行進曲です。  とくに、「おもちゃの交響曲」と「スケートをする人々」がほしかったのです。この2曲は、他に適当なCDが見当たりませんでした。でも、カラヤン盤でうれしかったです。フィルハーモニア管との古い録音で…

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『僕は奇跡なんかじゃなかった』 その2

 『僕は奇跡なんかじゃなかった』 を読み終わりました。  中盤も、カラヤンの活躍ぶりが続きます。しかし、終盤、1980年代初めの「ザビーネ・マイヤー事件」以降、カラヤンの黄昏がやってきます。その前兆は、カラヤンとベルリン・フィルの絶頂期と言われる1970年代に始まっていたというのです。  そのことは知りませんでしたし、「ザビーネ・マイヤー事件」そのもの、その後のベルリン・フィルとの関係などに…

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『僕は奇跡なんかじゃなかった』 その1

 『僕は奇跡なんかじゃなかった』を読み始めました。  この本のことは、 『レコード芸術』に載っていた紹介記事で知りました。そのおかげで、ひさしぶりにカラヤンについての本を読みたくなりました。  この本は、カラヤンについて、「オーストリアの音楽評論家で、本人と親交があったカール・レーブルが、没後25年をへて回想したもの。」です。  まず、序文に、有名な「奇跡のカラヤン」という言葉の紹介があり…

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名曲名盤500⑦

 「レコード芸術」の特集名曲名盤500⑦を読みました。  今回で最終回で、R.シュトラウスからイザイまでです。おそらく来年あたり1冊か2冊にまとめられるのだろうと思いますが、ひさしぶりの500曲なので買おうかなと思っています。  最初のR.シュトラウスに関しては、昔からカラヤンの演奏の評価が高いことは変わっていませんが、次のストラビンスキーに関しては、ずいぶん変動が激しく、最近のクルレンツィ…

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ドヴォルザーク 交響曲第8番 「現代名盤鑑定団」

 「レコード芸術」の連載「現代名盤鑑定団」で、ドヴォルザークの交響曲第8番が取り上げられていました。  いつものように、たくさんの録音が取り上げられています。わたしにとって、そのなかで印象的だったのは、カラヤン/ウィーン・フィル盤(1961年録音の旧盤)です。「73年に廉価盤の1000円で再発されたので、みんな割とそれで曲を覚えちゃったところがあって」という言葉があり、わたしは、同じようだなと…

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メンデルスゾーン 交響曲第5番「宗教改革」

 メンデルスゾーンの交響曲第5番「宗教改革」を聞きました。CDは、しばらく前に買った全集のカラヤン盤です。  この曲は、アウクスブルク信仰告白300年祭で演奏してもらうつもりで作曲に取りかかったのですが、それは実現しませんでした。その300年祭で演奏しようとしたためが、曲中には、ルター作曲のコラール「神はわがやぐら」やドレスデン宮廷礼拝堂で古くから使われていた「ドレスデン・アーメン」が使われて…

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メンデルスゾーン 交響曲第4番「イタリア」

 メンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」を聞きました。CDは、しばらく前に買った全集のカラヤン盤です。  この曲は、題名のようにイタリア旅行で着想を得て作曲されました。「スコットランド」と違い、明るく輝かしい感じの曲です。とくに、曲の冒頭の印象は強いものがあります。メンデルスゾーンは「これはぼくのもっとも愉快な作品になるでしょう。」と手紙に書いているそうですが、まさにその通りという気がしま…

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メンデルスゾーン 交響曲第3番「スコットランド」

 メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」を聞きました。CDは、しばらく前に買った全集のカラヤン盤です。  この曲は、レコード時代はマーク盤を持っていて、CDではマズア盤を持っています。しかし、何回聞いても、ちょっと暗いような感じの曲(それが霧深いスコットランドを表しているのかもしれませんが)というくらいしか印象が残らないのです。それは今回カラヤン盤を聞いても同じでした。  カラヤン…

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メンデルスゾーン 交響曲第2番「讃歌」

 メンデルスゾーンの交響曲第2番「讃歌」を聞きました。CDは、しばらく前に買った全集のカラヤン盤です。  この曲は、印刷術発明400年を祝う祭典のために作曲されました。ベートーヴェンの交響曲第9番のように、独唱(ソプラノ・テノール)と合唱をともない、70分前後かかる大作です。メンデルスゾーンは、この曲を交響カンタータと言っていたようです。  メンデルスゾーン自身の指揮で初演されたころは好評だ…

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メンデルスゾーン 交響曲第1番

 メンデルスゾーンの交響曲第1番を聞きました。CDは、しばらく前に買った全集のカラヤン盤です。  この曲は、メンデルスゾーンが15歳になったばかりのころに作曲されました。メンデルスゾーンの早熟の天才ぶりに改めて驚きます。のちの「スコットランド」や「イタリア」のような有名曲ではありませんが、緊張感をたたえた冒頭、変化にとんだリズム・旋律が多く登場するなど、なかなかいい曲だと思いました。  この…

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モーツァルト 交響曲第41番「ジュピター」

 モーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」を聞きました。CDは、しばらく前に買ったカラヤン/ベルリン・フィル盤です。  この曲も先日の第40番と同じく、クラシック音楽を聞き始めたころに、クレンペラー盤を聞き、モーツァルトが好きなるきっかけになった曲で、多くのレコードを持っていました。このカラヤン/ベルリン・フィル盤も持っていましたし、カラヤン/ウィーン・フィル盤も持っていました。  カラヤ…

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モーツァルト 交響曲第40番

 モーツァルトの交響曲第40番を聞きました。CDは、しばらく前に買ったカラヤン/ベルリン・フィル盤です。  この曲は、クラシック音楽を聞き始めたころに、クレンペラー盤を聞き、モーツァルトが好きなるきっかけになった曲で、多くのレコードを持っていました。このカラヤン/ベルリン・フィル盤も持っていましたし、カラヤン/ウィーン・フィル盤も持っていました。  カラヤンが好きなのですが、なぜかモーツァル…

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カラヤンとテレビ

 きょうの朝日新聞夕刊に、カラヤンと日本のテレビについての記事が載っていました。  来日したカラヤンをNHKのカメラが追いかけたのですが、演奏会の番組を見たカラヤンが、君たちは楽譜を見ながら撮っているのか、ときいたそうです。というのは、「生放送にもかかわらず、主題を奏でる奏者をミスなくぴったりとらえ、どんな壮大な交響曲をも映像で視覚的に構成する技術に巨匠は驚いた。」からなのです。  それはN…

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