サティ 4つのしまりのない前奏曲

 サティの4つのしまりのない前奏曲を聞きました。CDは、ロジェ盤です。  この曲は、「犬のために」という副題もついていますし、「犬のためのぶよぶよとした前奏曲」といわれることもあり、「内奥の声」、「「犬儒派的牧歌」、「犬の歌」、「友情をもって」の4曲からできています。  サティの曲をいろいろ聞いてきて、へんてこりんな題名をつけるものだと思います。わたしには、曲を聞いても、やはり、題名の内容は…

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サティ 「ひからびた胎児」

 サティの「ひからびた胎児」を聞きました。CDは、ロジェ盤です。  この曲は、「ナマコの胎児」、「甲殻類の胎児」、「柄眼類の胎児」の3曲からできています。CDの解説によれば、第1曲には、「歯痛のうぐいすのように」といった指示があり、第2曲には、「シューベルトの有名なマズルカ(勿論、実在するわけがない)からの引用」と書かれていて、第3曲は、作曲者による強制的な終止形と明記しながら、実は全然終わら…

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サティ 「古い金貨と古い鎧」

 サティの「古い金貨と古い鎧」を聞きました。CDは、ロジェ盤です。  この曲は、「金商人の家(13世紀のヴェニス)」、「鎧の踊り(ギリシャ時代)」、「蛮族サンブリ人の敗北(悪夢)」の3曲からできています。最後の部分には、250回以上もの繰り返しの指示があると言います。  曲に具体的な題名がついているせいか、いままで聞いてきたサティの曲にくらべるとわかりやすいような気がしました。とくに、踊りと…

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サティ 6つのグノシエンヌ

 サティの6つのグノシエンヌを聞きました。CDは、ロジェ盤です。  6つのとある通り、6曲からなっていますが、第1番~第3番は3つのグノシエンヌとして知られています。グノシエンヌの語の由来は、古代クレタ島にあったクノッソス宮殿とも、キリスト教的主知主義の一派であるグノーシス派ともいわれています。曲のなかには、拍子記号も小節線もないものもあります。  わたしは、これらの曲を初めて聞きました。3…

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サティ 「おまえが欲しい」

 サティの「おまえが欲しい」を聞きました。CDは、ロジェ盤です。  この曲は、原題「ジュ・トゥ・ヴ」というシャンソンのピアノ編曲版です。そのシャンソンも、当時の人気シャンソン歌手ポーレット・ダルティのために、サティが作曲したものです。その曲が人気となったせいか、男性用の歌詞も作られ、女性用と歌詞が2種類あるという、ちょっとおもしろい曲です  わたしは、初めて聞いたのだと思いますが、先日の3つ…

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サティ 3つのジムノペディ

 サティの3つのジムノペディを聞きました。CDは、ロジェ盤です。  この曲は、サティの代表曲で、、古代ギリシアの祭典を描いた壺を見て着想したとも、彼が愛読していたフローベルの「サランボー」からヒントを得ともいわれています。  あまり変化がないゆったりとした曲調で、なんだかとらえどころがないという感じです。第1番は、だいぶ前に買ったピアノ名曲集のなかに入っているので、聞いたことがあるのですが、…

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