「ブーレーズ 忘れえぬ『事件』がCD化」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「ブーレーズ 忘れえぬ『事件』がCD化」という見出しの記事が載っていました。  これは、ブーレーズが指揮をしたワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」が発売されたことに関する記事です。  その録音は、1967年、大阪国際フェスティバルでのバイロイト音楽祭の引っ越し公演のものだといいます。演出はヴィーラント・ワーグナー、歌手はヴィントガッセン、ニルソン、ホッターだったとい…

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「『大物演奏家』次々 入国基準あいまい」

 きょうの朝日新聞朝刊に、「『大物演奏家』次々 入国基準あいまい」という見出しの記事が載っていました。  これは、新型コロナウイルスの感染拡大にともなう緊急事態宣言の解除後、日本のクラシック音楽界に外国人演奏家たちがじわじわと戻りつつあることに関する記事です。  今月にムーティ、5月にアルゲリッチ、6月にバレンボイムが来日するということです。その際、厳しい防疫措置を前提に隔離期間を短縮し、入…

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「今こそ聴きたい 桜ソング」

 きょうの朝日新聞別冊beに、「今こそ聴きたい 桜ソング」という見出しの記事が載っていました。  この記事は、読者アンケートによる桜ソングのランキングに関するものです。  ベスト3は、森山直太朗さんのさくら、日本古謡のさくらさくら、福山雅治さんの桜坂の順です。  森山直太朗さんのさくらは、6年前の好きな桜ソングのランキングでも1位だったそうです。たしかにこの曲は、桜の印象が強いと思います…

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「あなたとクラシックに素敵な出会いを」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「あなたとクラシックに素敵な出会いを」という見出しの記事が載っていました。  これは、NHK Eテレの新番組「クラシックTV」を紹介した記事です。  この番組は、清塚信也さんと鈴木愛理さんが司会を務め、ゲストとともにクラシックだけでなく、ロック、ポップスなどさまざまな音楽の魅力を掘り下げていくというものだそうです。クラシック音楽は、ハードルが高い印象があります。番組…

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「舞台上のオケ 響き細部まで」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「舞台上のオケ 響き細部まで」という見出しの記事が載っていました。  これは、びわ湖ホールで上演された、ワーグナーの「ローエングリン」の演奏評です。  コロナ禍のためセミステージ形式の上演だったといいます。大きなセットは、物語の舞台となる聖堂を連想させる6本の柱だけで、背後のスクリーンにさまざまなものが映し出されたようです。  沼尻竜典さん指揮の京都市交響楽団は、…

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「はまる ブルックナー」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「はまる ブルックナー」という見出しの記事が載っていました。  これは、半面に及ぶけっこう大きな記事です。なぜ、いまブルックナーが取り上げられたのかは、書かれていないので、よくわかりません。クラシック音楽の作曲家が定期的に取り上げられているというわけでもないのです。  わたしの知らないこともたくさん書かれていたので、興味深く読みました。まず、ブラームスは、彼の曲を交…

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「製作に携わった大正琴 {31年間で約6万台}」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「製作に携わった大正琴 {31年間で約6万台}」という見出しの記事が載っていました。  これは、連載「凄腕しとごにん」の記事で、ナルダン楽器代表取締役の岩田茂さんを紹介したものです。  大正琴は、どんなものかちゃんとは知りませんでした。日本の琴をベースに、タイプライターをヒントに発明されたのだそうです。音階のドレミは、1・2・3のボタンを押すだけなど、楽譜が読めなく…

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「没後21年のグルダ 圧倒的な未発表録音」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「没後21年のグルダ 圧倒的な未発表録音」という見出しの記事が載っていました。  見出しの通り、没後21年もたっているのに、グルダ の未発表録音が3種も発売され、いずれもとてもすぐれたものだということです。  「スタジオ・レコーディング1953&1968」、「2つのソロ・リサイタル1959」、「コンダクツ・アンド・プレイイズ・グルダージャズ」の3種で、ショパン、バッ…

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みんなのうた 放送開始から60年

 きょうの朝日新聞別冊beに、みんなのうたが、放送開始から60年たったという記事が載っていました。  NHKのみんなのうたが、今年、放送開始から60年になり、これまでに約1500曲も取り上げたということです。  番組は、子どもに良質で健全な音楽を、というコンセプトで始まったそうです。5分間で2曲という構成と、みんなのうたという番組のロゴは開始以来変わっていないといいます。音楽と映像をセットで…

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Next Stage トーマス・ヨハネス・マイヤー

 きょうの朝日新聞夕刊のNext Stageは、トーマス・ヨハネス・マイヤーが取り上げられていました。  マイヤーは、8月に東京文化会館でワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の公演を予定しているということです。  その「ニュルンベルクのマイスタージンガー」に関しては、ワーグナーの作品のなかでも特別な存在だといいます。唯一の喜劇であり、ドラマチックな人間ドラマだというのです。コメ…

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「大きなチューバ、深淵から甘美な音色を」

 きょうの朝日新聞別冊beに、「大きなチューバ、深淵から甘美な音色を」という見出しの文章が載っていました。  これは、ローム クラシック サイエンスというもので、クラシック音楽の楽器について不定期に紹介しているものです。  今回は、チューバです。チューバという名称は、ローマ時代から使われ、ラテン語の管に由来し、トランペットのようなまっすぐな管の楽器を示したようだということです。産業革命のころ…

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「ウインドシンセサイザー 静かな人気」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「ウインドシンセサイザー 静かな人気」という見出しの記事が載っていました。  これは、見出しの通り、ウインドシンセサイザーに関する記事です。  「『巣ごもり』でも気兼ねなく演奏」という見出しもあるように、新型コロナウイルス感染拡大により、家にいる時間が長くなった関係から、近隣への音漏れを抑えられるサイレント楽器の売り上げが伸びているということです。  その一つがヘ…

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「固定観念を変えるのは教育」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「固定観念を変えるのは教育」という見出しの記事が載っていました。  この記事は、ジェンダーについて、指揮者の沖澤のどかさんが、語った内容をまとめたものです。  故郷の青森で受験勉強を始めたころには、女性の指揮者なんているのと驚かれることが多かったといいます。あのオーケストラは女性は使わないよと耳打ちされたこともあるそうです。コンクールで優勝したときには、女性が勝つっ…

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「二者択一逃れ 平面から立体へ」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「二者択一逃れ 平面から立体へ」という見出しの記事が載っていました。  この記事は、東京二期会によるワーグナーの「タンホイザー」の公演評です。  「タンホイザー」は、官能の愛か清純な愛か、二者択一を迫り、逃れるすべが舞台という平面にないのなら、求めるべきは垂直への立体性だということで、吸い口のようなカラフルな網目模様の円衰退が、天井から下がっていたということです。そ…

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「ガンバの低音でバロックに浸る」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「ガンバの低音でバロックに浸る」という見出しの記事が載っていました。  この記事は、バロック音楽の通奏低音に欠かせない低音楽器ヴィオラ・ダ・ガンバが活躍するアルバムについてのものです。  上村かおりさんの「優 Yuu」は、テレマンなど7人の作品で、ガンバの魅力を余すところなく展開するということです。ずしりと響く弓さばきは迫力満点だそうです。ガンバは初体験という方々に…

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「オペラの進化 コロナを逆手に」

 きょうの朝日新聞朝刊に、「オペラの進化 コロナを逆手に」という見出しの記事が載っていました。  これは、アメリカのメトロポリタン歌劇場のピーター・ゲルブ総裁へのインタビュー記事です。  まず、ピーター・ゲルブ総裁のことは知りませんでしたが、ホロヴィッツのマネージャーを長年務め、音楽プロデューサーとしてカラヤンや小澤征爾さんら数々の演奏家と深い関係を結んだ人だそうです。  2006年、総裁…

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「レコードのぬくもり 若者とりこに」

 きょうの朝日新聞朝刊に、「レコードのぬくもり 若者とりこに」という見出しの記事が載っていました。  リード文に、2020年上半期のアメリカでのレコード売り上げがCDを上回ったとか、日本でもレコードの売り上げはこの10年で10倍以上になったとか、カセットテープ市場も熱を帯びるといったことが書かれ、ちょっと驚きました。もうこれはレコードブームというものではないのではないでしょうか。  そのレコ…

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「洗練とおおらかさ 対照的」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「洗練とおおらかさ 対照的」という見出しの記事が載っていました。  この記事は、ブルックナーの交響曲第3番の二つの演奏会評です。  洗練にあたるのが、坂入健司郎指揮愛知室内オーケストラの演奏です。楽譜は第3稿で、初稿に比べると水分洗練され、見通しがよくなっているということです。小編成でそれぞれの声部を明確に描き切り、最終楽章ではバランスよく組み立てられた響きがきっち…

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バレンボイム インタビュー

 きょうの朝日新聞朝刊に、バレンボイムのリモートインタビュー記事が載っていました。  バレンボイムは、コロナ禍の日々を、とても忙しく充実していると言っています。ベートーヴェンのピアノソナタ全集を録音し、昨年末にリリースしたということです。この全集は、なんと5度目の録音だといいますから、驚きます。  リモート現代音楽祭をベルリンで創設したといいます。旬の作曲家10人に新作を委嘱し、室内楽ホール…

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小椋佳 最後のアルバム

 きょうの朝日新聞夕刊に、小椋佳が最後のアルバムと位置付ける「もういいかい」を発売したという記事が載っていました。  50周年となる今年、ラストアルバムを出し、ラストツアーを行って、第一線から身を引く決断をしたのだといいます。「もういいかい」は、全13曲で、装飾やギミックをそぎ落とし、ユーモアを交えながら自らの老いや死、人生観をこれでもかとさらけ出し、落とし込んでいった詞世界は、聞くものが思わ…

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Next Stage 竹澤恭子

 きょうの朝日新聞夕刊の記事のような広告Next Stageに、竹澤恭子さんの記事が載っていました。  竹澤さんは、1986年にインディアナポリス国際ヴァイオリンコンクールで優勝したヴァイオリニストです。  3歳の誕生日にプレゼントしてもらったヴァイオリンが、人生を方向づけたといいます。うれしくてたまらず、早く上手になりたいと始めたレッスンだったそうです。コンクールで優勝したのは、アメリカの…

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「レコード包む 入魂のジャケット」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「レコード包む 入魂のジャケット」という見出しの記事が載っていました。  これは、デザイナーの菅谷晋一さんの仕事ぶりに迫った映画「エポックのアトリエ 菅谷晋一がつくるレコードジャケット」が公開されることに関する記事です。  菅谷さんは、発注元であるミュージシャンの音源を聞き、わき上がるイメージを形にしていくときに寝転んで下書きを描くこともあり、ひとたび完成図が脳内に…

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「心ほぐす響きを」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「心ほぐす響きを」という見出しの記事が載っていました。  これは、ベルリン・フィルのコンサートマスター、樫本大進さんの帰国公演に関する記事です。  今回の公演プログラムには、多くの人に、音楽で心をほぐしてもらおう、そんな思いを託しているそうです。プロコフィエフ、フランク、武満徹、ベートーヴェンという国も空気管も見せる風景も、すべてが全く異なる4人の作曲家の世界を、順…

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追悼 イヴリー・ギトリス

 きょうの朝日新聞朝刊に、イヴリー・ギトリスが亡くなったという記事が載っていました。  24日に亡くなり、98歳だったといいます。  イスラエル生まれで、10歳でパリ国立高等音楽院に入学し、12歳で首席卒業したということです。万華鏡のような色彩感と柔軟性に富むテクニックで、ヴァイオリンの魔術師と呼ばれたといいます。  1955年、旧ソ連でイスラエル人演奏家として初めて演奏会を開き、1988…

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「今こそ!聴きたい クリスマスソング」

 きょうの朝日新聞別冊beに、「今こそ!聴きたい クリスマスソング」という見出しの記事が載っていました  これは、題名の通り、聞きたいクリスマスソングのアンケート結果についての記事です。  アンケート結果は、第1位クリスマス・イブ、第2位きよしこの夜、第3位恋人がサンタクロースです。大差をつけて第1位ということもあり、クリスマス・イブについてのことが、大半を占めていました。  メロディーは…

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「琵琶の職人を育てるイタリア人」

 きょうの朝日新聞朝刊の「ひと」のコーナーに、「琵琶の職人を育てるイタリア人」という見出しの記事が載っていました。  これは、ドリアーノ・スリスさんを紹介した記事です。  スリスさんは、日本に来て46年になるそうです。ローマで育ち、クラシックギターを学び、日本人女性と結婚して福岡に移住したということです、ある日ラジオから不思議な音色が流れてきて、それが琵琶だったそうです。28歳で筑前琵琶の職…

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「気鋭のバイオリニスト やっと日本の舞台で」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「気鋭のバイオリニスト やっと日本の舞台で」という見出しの記事が載っていました。  これは、ベルリン在住のヴァイオリニスト金川真弓さんが、来年1月9、10日に読売日本交響楽団と共演するという記事です。  金川さんは、幼いころ数年日本でも過ごしますが、長く育ったアメリカの国籍を持つということです。2018年のロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクールで2位、2019…

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「隔離なし特例疑問 音楽の力は実感」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「隔離なし特例疑問 音楽の力は実感」という見出しの記事が載っていました。  これは、この秋のコロナ禍でのウィーン・フィルの来日公演についての記事です。  ウィーン・フィルの来日公演については、わたしも少し前に記事に書きました。コロナ禍での来日公演がよく実現したものだと思いました。しかし、そのときにはわかっていないことがありました。  それが、今日の記事でわかったの…

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「作劇巧み 現代的エンタメに」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「作劇巧み 現代的エンタメに」という見出しの記事が載っていました。  これは、11月28日の日生劇場における東京二期会の「メリー・ウィドー」の演奏会評です。  海外のコメディードラマの吹き替えを思わせる作劇で、日本語上演の問題となりがちなリアリティーのレベルを巧みに設定したといいます。普段オペラを見ない層にも入り込みやすい世界観を提示したということです。  演出の…

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「心に耳澄まし生まれる濃密な音」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「心に耳澄まし生まれる濃密な音」という見出しの記事が載っていました。  これは、パリ在住で、2週間の自主隔離を経て、来月ツアーを行う庄司紗矢香さんについての記事です。  数々の国際コンクールを制覇していた10代のころは、トップランナーとしての使命感に縛られていたといいます。定番の名曲を弾くたびに、多くの名盤と比較されるプレッシャーに心が縮んだそうです。あるとき、はっ…

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