「距離が生み出した新たな音響」

 きょうの朝日新聞朝刊に、「距離が生み出した新たな音響」という見出しの記事が載っていました。  この記事は、今月2日の東京オペラシティコンサートホールにおける、バッハ・コレギウム・ジャパンによるバッハの「マタイ受難曲」の演奏会評です。  これは、コロナ禍におけるバッハ・コレギウム・ジャパンの初の演奏会だったそうです。防疫上の制限のため、歌手・奏者は、それぞれずいぶんと離れています。それは、載…

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「先端技術でピアニストの練習支援」

 きょうの朝日新聞朝刊に、「先端技術でピアニストの練習支援」という見出しの記事が載っていました。  これは、ソニーコンピュータサイエンス研究所が、音楽家支援プロジェクトに乗り出すという記事です。それは、センサーやカメラで演奏者の指の動きや姿勢を分析して、より効率的な練習を後押しするというものです。  ピアノにセンサーやカメラを取り付けて、演奏者はスマートフォンに専用のアプリを導入します。鍵盤…

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「渡辺真知子 理想の歌声を求めて」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「渡辺真知子 理想の歌声を求めて」という見出しの記事が載っていました。  「唇よ、熱く君を語れ」のアカペラバージョンが流れるカネボウのCMが、今年の初めからSNS上で反響を呼んだということです。40年もたってこんなに反響があるなんて思わなかったと本人は言います。もう40年もたってしまったのかとちょっと驚きました。その40年は、ただうまくなりたいと、シンガーとしての表現…

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「好きなこと 夢につないで」

 きょうの朝日新聞朝刊の「10代の君へ」のコーナーは、「好きなこと 夢につないで」という見出しで、辻井伸行さんでした。  ピアニストになると決めたのは、10歳のときだったそうです。なんのとは書かれていませんでしたが、コンクールで優勝したときだったということです。ヴァイオリンも4歳から習っていたそうですが、ピアノの方が表現の幅も広く、いろいろな音が出せるところがいいと思ったということです。  …

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「聖歌と日本の出会い 探求」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「聖歌と日本の出会い 探求」という見出しの記事が載っていました。  これは、惜別のコーナーの皆川達夫さんの追悼記事です。  皆川さんは、異なる文化が出会い、新しい文化を生み出す、そのダイナミズムに子どものような好奇心を向けたといいます。真実を知りたいという執念は、もはや学者というより、探偵のそれに近かったということです。  隠れキリシタンが進行の礎とした「オラショ…

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「ベートーベン 心解き放つ弦楽四重奏」

 きょうの朝日新聞朝刊に、「ベートーベン 心解き放つ弦楽四重奏」という見出しの記事が載っていました。  ベートーヴェン生誕250年の今年ですが、コロナウイルスのおかげで、演奏会はのきなみ中止になっています。しかし、ディスクは、豊富とのことです。  弦楽四重奏では、全集を完成させた、エベーヌ四重奏は、強靭な合奏で熱量が高く、ミロ・クァルテットは、緻密だが風通しよく、対話の喜びがあふれるというこ…

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『響きの宇宙「子供たち」が追う』

 きょうの朝日新聞朝刊に、『響きの宇宙「子供たち」が追う』という見出しの記事が載っていました。  これは、「ドリフの時代、その音楽」の最終回です。「子供たち」というのは、現在音楽関係の仕事をしていて、ドリフの影響を受けた人たちのことです。  最初に、沼尻竜典さんについてです。沼尻さんは、2015年に自作の歌劇「竹取物語」を日本初演したとき、出演した同世代の歌手たちから、「これ、ドリフですよね…

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『「新たな前例」へ 心あわせて』

 きょうの朝日新聞夕刊に、『「新たな前例」へ 心あわせて』という見出しの記事が載っていました。  これは、14日に開幕する調布国際音楽祭に関する記事です。8回目になる今年は、オンライン開催でおこなうことにしたといいます。それが、新たな前例を作る挑戦なのだそうです。  「演奏家はみんな、表現するために生きている。何カ月も待ってはいられない。練習をしている限り、やっぱりどこかに届けたい」と、この…

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「コロナで消えたベートーベン・イヤー」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「コロナで消えたベートーベン・イヤー」という見出しの記事が載っていました。  ことしは、ベートーヴェンの生誕250年で、さまざまな企画が世界中で用意されていたのに、新型コロナウイルスの影響で、それらのほとんどが中止になってしまったといいます。  鈴木秀美さんは、昨年末、自身の楽団の指揮を1年間休止すると宣言したそうです。体調などが理由だったそうですが、ベートーヴェン…

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「1日ですべて作曲 伝説を証明」

 きょうの朝日新聞朝刊に、「1日ですべて作曲 伝説を証明」という見出しの記事が載っていました。  これは、「ドリフの時代、その音楽」という連載の3回目で、きのうに続き山本直純さんを取り上げた記事です。  1日ですべて作曲というのは、山本さんが、コントが終わるたびに流れる「オチ音」の作曲や楽曲のアレンジなどを1日でやってのけたということです。「8時だョ!全員集合」は、土曜日の生放送で、初めの…

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「ご機嫌マーチ 会場沸いたタクト」

 きょうの朝日新聞朝刊に、「ご機嫌マーチ 会場沸いたタクト」という見出しの記事が載っていました。  これは、「ドリフの時代、その音楽」という連載の2回目で、山本直純さんを取り上げた記事です。  「8時だョ!全員集合」の幕開けは、ワクワク感あふれるご機嫌なマーチに導かれたとあり、そのマーチを作曲したのが山本さんなのです。番組のスタート当初、山本さんは、観客に向けてタクトを振り、歌を歌わせる仕事…

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「禁欲と情熱 名手2人のベートーヴェン」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「禁欲と情熱 名手2人のベートーヴェン」という見出しの記事が載っていました。  この名手2人とは、ピリスとアルゲリッチのことです。その2人の同じ曲の録音(ベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番)が発売されtことに関する記事です。  禁欲というのがピリス盤で、ハイティンク/ロンドン響との2013年のライブ録音です。ピリスは、修道女的で、精神の集中と禁欲があるといいます。清…

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キング・スーパー・ツイン・シリーズ

 きょうの朝日新聞朝刊に、キング・スーパー・ツイン・シリーズの全面広告が載っていました。  これは、童謡、クラシック、民謡、浪曲、軍歌、ムードミュージック、映画音楽、ジャズ、国家、吹奏楽、効果音などさまざまなジャンルのCD2枚組のシリーズです。全80タイトルで、各2700円(税別)です。  そのなかでは、ムードミュージックと映画音楽に興味をもちました。価格的には、もう少し安いといいと思います。

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「吹奏楽コンなど3大会中止」

 きょうの朝日新聞朝刊1面に、「吹奏楽コンなど3大会中止」という見出しの記事が載っていました。  これは。見出しの通り、全日本吹奏楽コンクール(中学校・高校の部、大学・職場・一般の部)、全日本小学生バンドフェスティバル、全日本マーチングコンテストの3大会を中止にするというものです。  3大会は、10月末から11月末に開催される予定でしたが、そのころに新型コロナウイルスの感染が収束していたとし…

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ビンテージオーディオ東京

 きょうの朝日新聞朝刊に、ビンテージオーディオ東京の全面広告が載っていました。  オーディオ買取の広告はときどき載っていますが、ここのは初めてではなかったかと思います。アンプ、レコードプレーヤー、スピーカー、オープンリールデッキ、カートリッジの大きな写真も載っていて、それが懐かしくて、じっくり見てしまいました。  店名からしても、買い取ってくれるのは、高級オーディオ製品だと思います。わたしが…

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「オーケストラ・リハーサル」

 きょうの朝日新聞夕刊の名盤座のコーナーは、映画「オーケストラ・リハーサル」が紹介されていました。  あらすじは、次のようです。ネズミが走るような元礼拝堂で、地元オーケストラのリハーサルが始まります。楽員たちは、自分の楽器を偏愛しています。テレビ局の取材が入ることになっています。自身の美学をゆずらないドイツ人指揮者があらわれ、楽員たちは、大暴れします。そういった日常は、理不尽極まる出来事により…

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「ラジオ深夜便 クラシックベスト158選」

 きょうの朝日新聞朝刊に、「ラジオ深夜便 クラシックベスト158選」という全面広告が載っていました。  NHKラジオの深夜番組「ラジオ深夜便」の、心地よい音楽を集めた大人のための音楽コーナー「ロマンチックコンサート」から、代表的なクラシック名曲を集大成したという12枚のCDセットです。  一度はどこかで聞いた、なつかしく心安らぐ名曲158曲を厳選し、アンカーと呼ばれるベテランアナウンサーたち…

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「ピアノの音色 魔法の時間」

 きょうの朝日新聞朝刊に、「ピアノの音色 魔法の時間」という見出しの記事が載っていました。  この記事は、デイサービスの施設の昼食時に、ヘルパーに入っていた女性がピアノを弾いたことにより大きな変化があったというものです。  現在の新型コロナウイルスの感染が心配されるなか、施設ではできる限りの対策をとって、サービスを続けているのですが、困っていたことは、マスクを外す昼食時に会話をしないでといっ…

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クシシュトフ・ペンデレツキ

 きょうの朝日新聞夕刊の惜別のコーナーに、クシシュトフ・ペンデレツキが取り上げられていました。  ペンデレツキは、3月に86歳で亡くなった、ポーランドの作曲家です。なぜポーランドの作曲家が取り上げられているのかと思いましたが、日本、特に広島と縁があるからのようです。  ペンデレツキに、「広島の犠牲者に捧げる哀歌」という作品があるそうです。当初は抽象的な曲でしたが、作曲後にヒロシマに思いを重ね…

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「ジャンルを超えた名手を触発」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「ジャンルを超えた名手を触発」という見出しの記事が載っていました。  これは、「名盤座」のコーナーで、今回は、バッハの平均律クラヴィーア曲集についてです。まず、曲の解説からです。平均律という仰々しい邦訳ゆえ、プロ仕様という印象をもたれがちだが、実際はあらゆる世代、レベルの人々を想定して書かれている曲集だということです。前奏曲とフーガで1曲で、長調と短調すべての調性で2…

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追悼 皆川達夫

 きょうの朝日新聞朝刊に、皆川達夫さんが亡くなったという記事が載っていました。  皆川さんは、92歳で、老衰だったということです。92歳は、けして早くはありませんが、先月までNHKラジオ「音楽の泉」に出演していたそうですから、もっと活躍してほしいものでした。  専門は、中世ルネサンス音楽だったそうです。長崎で隠れキリシタンによって歌い継がれていた「オラショ」研究に携わり、原典となったキリスト…

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「病院の屋上 祈りのバイオリン」

 きょうの朝日新聞朝刊に、「病院の屋上 祈りのバイオリン」という見出しの記事が載っていました。  この記事は、イタリアの新型コロナウイルス患者治療の最前線となっている病院の依頼で、日本人ヴァイオリニスト横山令奈さんが、医療従事者への感謝と、患者がたちが再び音楽や芸術を楽しめる日が来るよう祈りを込めて、病院の屋上から演奏したというものです。  横山さんは、高校卒業後の2006年にイタリア北部の…

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「ギターの響きに耳を澄ますと」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「ギターの響きに耳を澄ますと」という見出しの記事が載っていました。  これは、クラシック音楽の新譜紹介のコーナーの記事です。見出しのように、ギターの新譜を紹介しています。そのなかの日本人演奏家については、次のような内容です。  福田進一さんの「バロック・クロニクルズ」については、バロック音楽の鍵盤曲や声楽曲を編曲したもので、初めからギター用に書かれたかのような自然さ…

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「線路つないで夢の街」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「線路つないで夢の街」という見出しの記事が載っていました。  これは、鉄道模型のジオラマづくりに関係した記事です。音楽に関係がなさそうなのですが、ジオラマを作っているのは、秋山和慶さんなのです。  秋山さんは、子どものころから鉄道模型に熱中していたそうです。線路をつないで遊んでいても、ご飯の時間になると全部ばらして片付けなければいけないので、大人になったらだれにもじ…

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ハイスクール ラプソディー 清塚信也

 きょうの朝日新聞別冊EduAのハイスクール ラプソディーのコーナーは、清塚信也さんが取り上げられていました。  清塚さんは、おかあさんの影響でピアノを始め、小学4、5年生のときには、朝5時に起きて練習をし、1日8時間は普通で、長いときには12時間も弾いていたそうです。  ピアノは、プロになるためにやるものだと思っていて、プロになるためにはどうしたらいいかを考え、選んだのが共学の音楽科のある…

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「ベンガルの愛唱歌追って」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「ベンガルの愛唱歌追って」という見出しの記事が載っていました。  これは、佐々木美佳監督によるドキュメンタリー映画「タゴール・ソングス」が近日公開されることに関する記事です。タゴールというのは、インドの大詩人で、2000曲以上の歌も作っていたのだそうです。そのタゴールの歌は、ベンガル地方の人々に愛され続けているのです。  佐々木監督は、大学でベンガル語を学んだことが…

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「バッハが教えてくれた本物の強さ」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「バッハが教えてくれた本物の強さ」という見出しの記事が載っていました。  これは、バッハ・コレギウム・ジャパンが創立30周年を迎え、バッハの主な合唱曲を収めた79枚組のCDボックスを発売したことにも関係し、鈴木雅明さんにインタビューしたことによる記事です。  見出しに関係するところは、苦しみ、弱っているときに、慰めや勇気を与える強さというものの本質を、バッハの音楽は…

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Next Stage 佐渡裕

 きょうの朝日新聞夕刊のNext Stageは、佐渡裕さんが取り上げられていました。  「子どものオーケストラでしょ? と先入観を持たれるのは悔しいな」という見出しがあるように、芸術監督の佐渡さんが、第1期生から大切に育ててきたスーパーキッズオーケストラについてのことが主な内容です。  そういうことに取り組むきっかけとなったのは、師バーンスタインの言葉のようです。佐渡さんが、バーンスタインに…

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「変わるヒット曲の生まれ方」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「変わるヒット曲の生まれ方」という見出しの記事が載っていました。  この記事は、ストリーミングを使った定額制の音楽配信サービスに関係したもので、「『プレイリスト』の現在地」という副題がついているように、各レコード会社が、プレイリストを活用した、新たなヒットの道筋を模索しているというものです。  プレイリストは、利用者が作ることは知っていましたが、各サービスの担当者が…

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「音楽 生まれる瞬間の至福」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「音楽 生まれる瞬間の至福」という見出しの記事が載っていました。  これは、ロトについての記事です。見出しに関係するのは、どんな名作も、さっき書かれたばかりの曲と思って演奏しています、という言葉を語っているところでしょうか。このことは、口で言うのは簡単ですが、実行するのはなかなかたいへんなことだと思います。しかし、ロトは、それを成し遂げているので、支持もされるのでしょ…

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