ワルターのマーラー交響曲第4番

 『レコード芸術』の「レコード誕生物語」のコーナーで、ワルターによるマーラー交響曲の第4番が取り上げられていました。  これは、1945年5月10日(ドイツ降伏の2日後)に録音されたもので、ナチスから逃れてアメリカに亡命したワルターにとっては感慨深いものがあったようです。  ワルターの生涯も波瀾万丈といえるものですが、第4楽章を歌ったデジ・ハルバンも同じような境遇でした。ハルバンの母もソプラ…

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「カラヤンの遺産1982-1988」

 『レコード芸術』で、「カラヤンの遺産1982-1988」の紹介記事を読みました。  今年は、カラヤンの生誕111年、没後30年にあたることから、それを記念した特別企画として、カラヤンが晩年に収録した37タイトルの映像作品のなかから、7タイトルを厳選して世界初のブルーレイ・ディスク化したのが、「カラヤンの遺産1982-1988」です。  その7タイトルは、①ベートーヴェンの「英雄」、②R.シ…

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『「聴く絵本」が開く 芸術の扉』

 きょうの朝日新聞夕刊に、『「聴く絵本」が開く 芸術の扉』という見出しの記事が載っていました。  これは、セイジ・オザワ松本フェスティバルにおける「ピーターと狼」の上演に関する記事です。この夏のフェスティバルにおける上演は、語りと演奏だけではなく、ムロツヨシさんによる語りと演技、降矢ななさんの絵がバックに大写しになるというもので、総合芸術への試みでもあったといいます。語りは軽妙、絵はとぼけた味…

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アファナシエフ 「テスタメント」

 『レコード芸術』の旬の音盤ためつすがめつのコーナーで、アファナシエフの「テスタメント」が取り上げられていました。  「テスタメント」については、以前にも少し書いたことがあります。6枚組の新録音で、アファナシエフのきわめて個人的な趣味による選曲だそうです。テスタメントは遺言という意味だそうですから、アファナシエフがぜひ録音しておきたかった曲なのでしょう。  その演奏は、「われわれは、アファナ…

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「HIGH END MUNICH 2019 リポート」

 『レコード芸術』で、「HIGH END MUNICH 2019 リポート」を読みました。  HIGH END MUNICH 2019 は、ミュンヘンで開かれた、世界中の著名ブランドや新興メーカーが集結する大規模なオーディオイベントだということです。  リポートのなかで気になったのは、テクニクスのネットワーク/SACDプレーヤーSL-G700です。テクニクス初のSACD対応というだけでなく、…

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ヴィクトル・メルジャーノフ

 『レコード芸術』のアニヴァーサリー演奏家の コーナーで、ヴィクトル・メルジャーノフの記事を読みました。  今年は、メルジャーノフの生誕100年にあたります。見出しに「日本ではいまだ知られざる演奏家としての業績」とあるのは、何度か来日したにもかかわらず、演奏会をほとんどしたことがなく、国内盤は1958年のレコードが唯一のもので、海外盤CDも入手が難しいので、その演奏を聞いたことがあるのは、ほん…

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マランツ M-CR612

 『レコード芸術』のオーディオコーナーで、マランツのM-CR612の紹介記事を読みました。  M-CR612は、7万円というネットワークCDレシーバーです。これ1台でほとんどの音楽ソースの再生ができるわけです。それだけだったら、『レコード芸術』のオーディオコーナーで取り上げられることはないでしょう。  M-CRシリーズの5世代目で、最大の進化点は、アンプ周りの機能向上だそうです。4チャンネル…

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ミュンヘン国際音楽コンクール優勝

 きょうの朝日新聞夕刊に、ミュンヘン国際音楽コンクールのチェロ部門で、佐藤晴真さんが優勝したという記事が載っていました。  ミュンヘン国際音楽コンクールは、数ある国際コンクールのなかでも最難関として知られていて、チェロ部門での日本人の優勝は初めてだそうです。佐藤さんは、21歳で、現在、ベルリン芸術大学で学んでいるということです。これまでに、東京芸術大学付属高校2年のときに、日本音楽コンクールチ…

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オルトフォン MCウィンドフェルドTi

 『レコード芸術』のオーディオコーナーで、オルトフォンのMCウィンドフェルドTiの紹介記事を読みました。  MCウィンドフェルドTiは、50万円というMCカートリッジです。これは、MCウィンドフェルドの後継機で、Tiという追加された文字が示すように、これまでステンレスで作られていたセンター部分のメインフレームをチタンの粉末立体成形型に変更したのです。そのおかげで、メインフレームは、軽量でありな…

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プライマー CD35

 『レコード芸術』のオーディオコーナーで、プライマーのCD35の紹介記事を読みました。  CD35は、385000円というCDプレーヤーです。メカ・ドライブをフローティングさせていて、いったん読み取ったデータをメモリーにためておいてから、ESSのES9028PROというDACチップで変換をするということです。  その音はというと、独特の端正さがあり、いい意味で怜悧で、みずみずしくしなやかで、…

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「ピアニストも個性も生き様も音色ににじむから面白い」

 きょうの朝日新聞夕刊のNext Stageは、「ピアニストも個性も生き様も音色ににじむから面白い」という見出しで、10月4日に公開になる映画「蜜蜂と遠雷」に関係して、河村尚子さんと松岡茉優さんのインタビュー記事でした。  コンクールに再起をかける元天才少女の栄伝亜夜を演じるのが松岡さんで、その演奏を担当したのが河村さんだそうです。映画では、迫力ある演奏シーンのなかでも、栄伝亜夜が弾くプロコフ…

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マーク・レヴィンソン No.5805

 『レコード芸術』のオーディオコーナーで、マーク・レヴィンソンのNo.5805の紹介記事を読みました。  No.5805は、85万円というプリメインアンプです。出力は、125W+125W(8Ω)もあり、圧巻のスピーカー駆動力を持つというように、能率の低いスピーカーもよく鳴らしてくれるようです。デジタル入力も備えていて、MQA のデコーダーも搭載しているということなので、MQA -CDなどの再生…

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スタジオ・フランコ・セルブリン アッコルド

 『レコード芸術』オーディオコーナーで、スタジオ・フランコ・セルブリンのアッコルドの紹介記事を読みました。  スタジオ・フランコ・セルブリンは、イタリアのメーカーで、アッコルドは、ペアで123万円2ウェイ・ブックシェルフ型スピーカーです。スタンドと一体化され、ネットワークはスタンドのなかに組み込まれています。さらに、そのスタンドをも振動させ響きを生み出しているといいます。ウーハーは15cmと小…

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『「SPレコード」の愉しみ』

 『レコード芸術』のオーディオコーナーで、『「SPレコード」の愉しみ』という見出しの記事を読みました。  これは、評論家の方の自宅でSPレコードが発見され、それを再生してCD-Rに入れるという流れを記事にしたものです。SPレコードは、1929年の電気録音によるもので、状態はいいということです。  まず、SPレコードのクリーニングです。水とガーゼでというのが意外でした。次に、再生についてです。…

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JBL STUDIO6シリーズ

 『特選街』で、JBLのSTUDIO6シリーズの紹介記事を読みました。  STUDIO6シリーズは、3ウエイフロア型の698(1本10万円)、2.5ウエイフロア型の680(1本7万円)、2ウエイブックシェルフ型の630(ペア9万円)・620(ペア7万円)、2ウエイセンタースピーカーの625C(1本5万円)、サブウーハーの660P(1本12万円)というラインナップです。サブウーハーをのぞく5機種…

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「満足するより 歌い続けたい」

 きょうの朝日新聞朝刊の「人生の贈りもの」のコーナーは、竹内まりやさんの最終回で「満足するより 歌い続けたい」という見出しの記事でした。  50代に入り、この美しい桜をあと何回見られるだろうと思う自分がいることに気づいて、年を重ねていくことに対する想いをテーマに書いたのが「人生の扉」だそうで、反響がとても大きかったそうです。「いのちの歌」の詞は、事務所の40代の女性スタッフが、ある日突然末期…

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パナソニック SC-PMX90

 『特選街』で、パナソニックのSC-PMX90の紹介記事を読みました。  SC-PMX90は、約37000円というミニコンポです。高品位アンプLincsD-AmpⅢの搭載により、ノイズやひずみを抑えた自然な音を楽しめるのが特徴だといいます。DSD2.8MHz、PCM192kHz/24ビット対応のUSB DAC機能と、5万Hzの超高域再生が可能な高性能スピーカーも装備しているので、ハイレゾ音源も…

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ビクター EX-HR10000

 『特選街』で、ビクターのEX-HR10000の紹介記事を読みました。  EX-HR10000は、約15万円というミニコンポで、先に発売されたHR99に改良を加えたプレミアムモデルという位置づけです。  一番の特徴は、ビクター伝統のウッドコーンスピーカーを搭載していることです。9cm径フルレンジユニットに、人工熟成ハイブリット響棒や大型ウッドブロックなどを新規採用し、表現力の向上や不要振動の…

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デノン AVR-X2600H

 『特選街』で、デノンのAVR-X2600Hの紹介記事を読みました。  AVR-X2600Hは、約9万円というAVレシーバーです。きのう書いたマランツのNR1710と違って、AVアンプらしいかなり高さがある筐体です。すべての回路基板を再設計し、パーッも全面的に見直すことで、定評ある音質をさらに向上させたのが特徴だといいます。  やはり、バーチャルサラウンド技術Dolby Atmos Heig…

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マランツ NR1710

『特選街』で、マランツのNR1710の紹介記事を読みました。  NR1710は、約9万円という7.1chのAVレシーバーです。全チャンネル同一構成のフルディスクリートパワーアンプを搭載しながら、たかさ105mmというスリムボディです。Dolby AtmosやDTS:Xにも対応し、バーチャルサラウンド技術Dolby Atmos Height VirtualizerやDTS Virtual:Xに…

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