ブルックナー 交響曲第5番

 ブルックナーの交響曲第5番を聞きました。CDは、インバル盤です。
 この曲は、ブルックナーが、対位法的交響曲と呼んでいたそうですが、「コラール風」・「カトリック風」ともいわれるように、対位法の書法のみごとな仕上がりと、コラール風楽句の美しさがすばらしいといわれます。
 わたしにはそれらのことはよくわかりませんが、オーケストラの編成はそれほど大きくないのに、大建築のような感じがする曲で、第4楽章のクライマックスの迫力は、第8番と並び、圧倒的です。
 インバルの演奏は、やや速めのテンポで、颯爽とした感じといったらいいのでしょうか。大建築をみごとに作り上げていますが、あまり重苦しくない感じです。1987年録音ということもあり、録音は、かなりいいです。第4楽章のクライマックスでは、各楽器の音がその楽器の位置から、こちらに迫ってくるように感じたくらいです。
 この曲の名盤といわれているものは、やや新しいものでは、ヴァント盤、チェリビダッケ盤、ヨッフム盤、少し古いものだと、カラヤン盤、バレンボイム盤、もっと古いものでは、クナッパーツブッシュ盤があります。

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この記事へのコメント

  • タロッペいたばし

    またまたお邪魔して申し訳ありません。 ブルックナーがでてきたんでつい。 還暦すぎた私がまだやっているウインナチューバはバスチューバの元祖ですが、ブルックナーは交響曲にこの楽器のパートを最初に書いてくれました。 4番の改訂版、そして5番が手始めで9番まで全て。 素人見解ではバスチューバを最も旨く使っていると思います。 ホルンの下、ワグナーチューバの下、トロンボーンの下、バスのオクターブ下、金管コラーレ、ソロすべて計算されてます。 聴きとりにくいんですがブルックナーの色をつけてます。 私の腕のせいもあるんでしょうが、練習していると譜面に指図されてるようになります。 5番はブルックナーゆかりのセントフローリアン教会のクリーブランド管弦楽団の生を聴けました。 複雑に作られているそうですが、オーストリアの麦畑とかアルプスを車で走っているときにはぴったりです。     
    2008年12月02日 11:11
  • ラムダ

     タロッペいたばしさんからコメントをいただけるのは、前にも書いたとおり、いろいろなことを教えていただけるので、うれしく思っています。
     そうでしたね、ブルックナーは、チューバを使っていたのですね。それで、あのどっしりとした感じが出るのでしょうか。交響曲で初めてということは知りませんでしたが。
     タロッペいたばしさんも、ブルックナーの曲を演奏なさったのですか。
     セントフローリアン教会といえば、ブルックナーがオルガンを弾き、遺体も埋葬されているところでしたね。たしか、残響が長いことでも知られていたのではなかったでしょうか。そこでのクリーブランド管の演奏はどんなだったのでしょうか。
     よかったら、また教えてください。
     
    2008年12月02日 20:47
  • タロッペいたばし

    ブルックナーは1年にわたりレッスンしてもらいましたが、オケで演奏したことはありません。 クリーブランドの演奏はDVDにもなってます。 指揮が小澤征爾さんの後任のウエスナーメストでとてもいい演奏でした。 ウエスナーメストは近郊の出身なんでブルックナーはお手の物なのでしょう。      
    2008年12月03日 09:44
  • ラムダ

     タロッペいたばしさん、お答えありがとうございます。
     ウエスナーメストが、ウィーン国立歌劇場の音楽監督になるのでしたっけ。すっかり忘れていました。いま、上り調子の指揮者の一人でしょうから、いい演奏だったのでしょうね。
    2008年12月03日 23:24
  • 山ばか

    ウェルザーメストの5番は私にとって目からうろこが落ちる思いでした。以前朝比奈指揮のものをNHKでやったのを録画して見たのですがちっともよい曲と思いませんでしたが、このウェルザーメストの演奏を聴いてこんなにいい曲だったんだと思ったしだい。メストはブルックナーを完全に消化している指揮者なのだと思います。
    2009年09月15日 14:23
  • ラムダ

     山ばかさん、コメントありがとうございます。
     ブルックナーの交響曲第5番は、ウェルザーメストの演奏で、いい曲だと思われたのですか。
     わたしは、指揮者による演奏の違いがよくわからないので、指揮者によって曲を再認識したという経験がないのです。
    2009年09月15日 22:57

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