この曲は、演奏時間の長いブルックナー交響曲のなかでも、最も長い部類に入る大曲です。ですから、なかなか聞く時間がとれないのですが、ブルックナーの交響曲なかでも、わたしの一番好きな曲です。なかでも第4楽章は、勇ましい感じで始まるところや、終結部の圧倒的迫力がすばらしいと思います。また、おそめのテンポの楽章があまり好きでないわたしですが、第3楽章も崇高な感じがいいと思います。
ジュリーにの演奏は、ウィーンフィルの弦も美しく、おそめのテンポのゆったりとした名演といわれていたと思います。 録音は、CD初期の1984年ですが、十分いいです。ひさしぶりに聞いたので、スピーカーがEntry Siになってから初めてで、いままでよく聞こえなかったような音も聞こえる感じがして、いっそうよく聞こえました。
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