ロビン・ティチアーティ インタビュー

 『レコード芸術』で、ロビン・ティチアーティのインタビューを読みました。
 ティチアーティは、2017年からベルリン・ドイツ交響楽団の音楽監督を務める、若手指揮者のなかでも注目株の一人だということです。にこやかで人当たりがよい好青年でありながら、思慮深さが言動の端々から感じ取れる点が印象的だったといいます。
 まず、指揮に対する哲学みたいなものとして、どのオーケストラも同じように指揮をしてはいけないと強く思っているそうです。それは作曲家であれば様式が変わるのといっしょで、オーケストラによって身体の使い方や指揮の指示もすべて変わらないといけないと思っているそうです。オーケストラにも個性があるでしょうから、それに対応することは必要だと思いますが、そこまで徹底してやるということには少し驚きました。
 ベルリン・ドイツ響に関して、今後どうしていきたいかということに対して、まず、もっと耳をかっぽじって、お互いによく聞きあうことがだいじで、それは、もっと細かく音楽を掘り下げていくことに通じるといいます。
 録音に関しては、とても積極的な姿勢を持っているといいます。録音するために録音するのは、本当に時間の無駄だというので、驚きました。すでに世の中にある録音されたディスク以上に訴えたいものがないのであれば、意味がないと思うと言っているのです。それは、指揮者個人のエゴのための録音ならだめだということだそうです。ライブ録音ではなくセッション録音を重視しているのも、そうした菅げえ方を反映しているといいます。
 わたしは、ティチアーテの名前を知りませんでしたが、その考え方が、とてもしっかりしていておもしろいと思いました。若手指揮者のなかでも注目株の一人だということが、よくわかる気がします。その名前をおぼえておかなければと思いました。

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