『コロナ下に響け「精神のドキュメント」』

 きょうの朝日新聞朝刊に、『コロナ下に響け「精神のドキュメント」』という見出しの記事が載っていました。
 これは、大野和士さんの指揮によって初演される、藤倉大さん作曲の新作オペラ「アルマゲドンの夢」に関する記事です。
 まったくの新作オペラに挑むリスクは少なくないが、未曽有のウイルス禍にだれもがおびえる時代の「精神のドキュメント」として、大野さんは「今こそ多くの人に見てもらわねば」との使命感に駆り立てられているといいます。
 大野さんが藤倉さんに新作を依頼したのは2017年で、藤倉さんは、H.G.ウェルズの短編を翻案し、2018年の暮れに書き上げたということです。全体主義が、だれも望まぬ独裁や戦争を現実のものとするプロセスを冷徹に描いているといいます。藤倉さんの音楽は、多様な人生の感触を繊細に、ときに大胆なカリカチュア的手法を駆使しつつ、ニュアンス豊かに描いてゆくのだそうです。
 上演に向けては、飛沫感染リスクの計測実験の結果などを踏まえて導き出した数字をもとに、歌手たちや合唱団にそのつど必要な距離を保たせる、抱き合っても、歌いながら向き合ってもいけない、触る場合は手袋着用、というようにさまざまな配慮が必要だったようです。そんな大変な思いをした公演、ぜひ成功してほしいものです。

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