「製作に携わった大正琴 {31年間で約6万台}」

 きょうの朝日新聞夕刊に、「製作に携わった大正琴 {31年間で約6万台}」という見出しの記事が載っていました。
 これは、連載「凄腕しとごにん」の記事で、ナルダン楽器代表取締役の岩田茂さんを紹介したものです。
 大正琴は、どんなものかちゃんとは知りませんでした。日本の琴をベースに、タイプライターをヒントに発明されたのだそうです。音階のドレミは、1・2・3のボタンを押すだけなど、楽譜が読めなくても気軽に弾け、全国に約100万人の愛好家がいるといいます。
 岩田さんは、3代目で、31年前に修業を始めてから世に送り出してきた楽器は、約6万台に上るということです。
 祖父の代からのこだわりは、ベニヤ合板ではなく、一枚板を使うことだそうです。年月とともに木材が乾燥し、音の響きがよくなるからだといいます。ナルダン製は、音が育つとも評されるそうです。
 父の代まで、楽器製作は勘が頼りの職人の世界だったといいます。20年前、父の指示通りに組み立てた楽器を、じっくり解体してみたそうです。そして、何日もかけて、初めてきちんとした図面を作ったといいます。部品の位置が数ミリずれるだけでも、微妙に音が変わることに気づいたということです。そんな地道な作業を通じて音色が出る仕組みを理論化し、品質のばらつきも減らせるようになったのだそうです。

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